2008年3月6日木曜日

ソフトバレーボールのルール

 昨日は、今年度の日本ソフトバレーボール連盟審判規則委員会事業報告と新年度の事業計画(案)の原稿を作成し、16日全国代議員会用での配布資料印刷のために事務局長の方にメールで送った。

あとは、Q&Aの最終校正を完成し、冊子の体裁を作って配布するだけである。

 審判規則委員長の任に就いて1年が経とうとしている。私一人の才覚ではとても事業の推進などできなかった。仕事はチームで行うもの、という方針は間違っていないと考えている。

 ルールブックを、改めて見て思った。ソフトバレーボールのルールブックはひょっとしたら6人制よりも文言の数が多いのかもしれない。6人制や9人制と比べると活字も小さい。内容は、注解が多い。簡潔にすれば注解が多くなるし、細かくすればページ数が増えるし、多世代がプレーするこのソフトバレーボールのルールを「誰にでもわかり易く」するのは容易なことではない、と今更ながら事の重要性にたじろいでいる。しかし、これもチームで乗り越えようと思う。一人で考えていると、やらなければならないという意識が強いほど、逆に行動を抑えてしまうことがある。臆病になってしまうことがある。考えれば考えるほど良い考えが出てくるわけではない。やり始めて、やり続けて、少し光明が見えてくるという。考えているばかりでは光明は見えてこない。光明はそこにある。自分の足を使って近くまで行けば見えてくる。
光明の方から近寄ってくるわけではない。
 先日、ある人からこんなことを聞いた。成功への図表で、横軸は時間軸に、縦軸を成果軸とした場合、一般的に成果は時間に比例して右肩上がりするものと思っているが、実際は時間軸を10とした場合、9までは成果がほとんど上がらないものである。大概の人はここで努力を放棄してしまう。成功する人はここからもうすこし頑張る。そこから急速に努力曲線は成功に向かって急上昇する。つまり、こんなにやっているのにもうだめだ、というところが実は成功への分岐点だということである。
 ・・・なんてことをウダウダ考えてばかりいないで、わたしもさっさと仕事にかからないとね。花粉症に負けないように毎日お風呂に入りましょう。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

ルールについて

フリーポジション制は、競技性・専門性を高める結果になり、試合においても大判狂わせが減ってしまうんでは?
→今まではラリーが始まればフリーポジションですが、相手のサーブのときはローテがあります。そこで、強いローテと弱いローテがあります。
そこをどう攻めるか・どうしのぐかの攻防もバレーの醍醐味だったかと思うんですが、ポジション固定だと頭を使わないのでつまんないですね。
また、初心者が参加しやすいと思ってるかと思いますが、その場合の初心者は、ライトアタッカーに配置されて、全くトスが回ってこなかったり、後衛に配置されて、他の3人でやってしまう現状になるんでは?
確かにコートに立っていますが、それで楽しいんでしょうか?
生涯スポーツって、そういう楽しみ方なんでしょうか?
慣れてる人が不慣れな人に教えてあげて、そういうやり取りがコミュニケーションをはかっていくんじゃないんですか?
それが生涯スポーツだと思うんです。

試合をする・大会に出るのであれば、どんなスポーツでもルールを覚えてからです。

バットでボールを打つのが楽しいから野球をやってみる。だけど、それだけじゃ試合に出れません。
ボールがゴールに突き刺さる感覚が気持ちいいからサッカーをやってみる。だけど、サッカーにはオフサイドがあります。そういうのを覚えてからでないと試合には出れません。

ソフバだって、誰でも気軽に楽しめるけど、ルールは大切です。ポジションってそんなに難しいですかね?
順番に回っていくだけじゃないですか。

だったら、記録用紙の方が面倒です。
試合後に提出して、後日閲覧することってありますか?

簡素化すべきは、ルール(ポジション)じゃなくて記録用紙じゃないですか?
と思ってしまうんです。

そういう意見を言える場がなく、上層意見だけで現場を決めてしまうのが淋しいです。