2008年4月6日日曜日

柔道のオリンピック選考

 先ほどまで、自宅で珍しくTVで柔道の体重別選手権大会を観ていた。男子の100k級は井上選手の優勝で代表に望みが残った。昨日の準決勝で敗れた過去のオリンピック3連覇中の野村選手は選ばれずなかった。多少、すっきりしなかったのが45k級の谷選手の5回連続のオリンピック出場が決まったこと。
 どうも、全柔連は、世界大会での実績と国内での選考会との評価とは微妙に違うようだ。谷は決勝で山岸絵美(三井住友海上)と対戦。試合開始直後に足払いで効果を取ったが、その後、ともえ投げと大外刈りを返されて二つの有効を奪われ、敗れた。谷は決勝で山岸絵美(三井住友海上)と対戦。試合開始直後に足払いで効果を取ったが、その後、ともえ投げと大外刈りを返されて二つの有効を奪われ、敗れた。
 全柔連にもそれなりの選考理由はあるのであろう。あとは、北京の本番で代表選手には良い成績を期待するしかない。しかし、谷さんも「ママでも金」でがんばっていることは評価できるが、勝った選手や
所属チームのコーチは残念無念であろう。谷さんにはがんばってほしい。そして選考委員会の評価が正しかったことを本番で証明してほしい。
 柔道は、今や世界のJUDOになっている。北京以降の日本の柔道は相当厳しいと柔道関係者から聞いている。現状のジュニア世界選手権では日本柔道は瀕死状態と聞いている。国際柔道連盟にも日本から理事は締め出されたばかり。お情けで特別理事という決定権のない理事の役職を頂いている現状。国際大会でのコーチは自分のところのコーチではなく、選手として過去に実績を上げただけのコーチが多いと聞いた。
 明日の新聞の論評はどのようになるのであろうか。そして、記事の近くに全柔連の大スポンサーでもあり谷選手の所属先のトヨタの広告が大きく載るのであろうか。おっとここまで書くと、どこかの三流夕刊紙みたいになるので止めよう。

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