2008年9月8日月曜日

JVA公認講師研修会と神白杯ママさんバレー大会


 ここ1週間ほどこちらのブログ、お留守にしていました。まとめて報告します。
まず、8月30日、31日と年1回開催されるJVA公認講師・日本体育協会公認上級コーチ・コーチの研修会がありました。有意義な研修会でした。特に全日本男子強化委員長で北京オリンピックバレーボール団長の萩原先生の報告は納得のいくものでした。6月に最終予選を行い、その2ヵ月後にオリンピック本番を迎えても実力は十分に発揮できないものだ、との発言はその通りと思いました。全日本男子はあの最終予選のときがピークだったのですね。本番直前の最終予選に出場するチームでは本番でのベスト4以上には進出できないということです。このあたり、ロンドンオリンピックに向けての対策として、アジア予選は本番1年前にやることがアジア勢が上位進出する為の一つのポイントであると認識した次第です。
 昨日の7日(日)は埼玉県草加市にてママさんバレー大会に招待され行って来ました。第9回神白杯ママさんバレーボール大会という名称です。私が指導している千葉市のママさんチームがはじめて招待され、全国でも強豪チームの多い埼玉県と東京都から24チームが集りコート4面で開催されました。我がチームは1セットも取れませんでしたが、メンバーは今年初めての県外でのゲームで貴重な経験をさせていただきました。上位チームとの違いは、①サーバーが1番から5番まで優秀でスピードサーブや後方からの変化サーブをビシビシ打ってくる②前衛のアタッカーが3人は揃っている③アタックができるということはブロックもできるということで相手の強打のアタックをワンタッチでボールの勢いを和らげてトスをしやすくしている④ブロックのワンタッチをきちんとトスにしている⑤チャンスボールを正確にセッターにオーバーで返球している。以上5点が目立った点ですね。
 神白(かじろ)杯の神白さんは、旧姓飯田さんという。1976年のモントリオールオリンピック金メダリストで主将のあの飯田高子さんである。 中京大学出身の当時初めての大卒での全日本選手でした。その飯田さんから開会式の前に画集を頂いた。水彩画の絵であったが、飯田さんの飾らない透明な心がそのまま画風に表れている爽やかな画集であった。画集の始めのほうには現在も指導している県内のママさん3チームとの記念写真もあり、そこの1枚になんと私も一緒に並んで写っているではないですか。光栄ですね。
 飯田さんのように金メダリストでありながら、草加市や三郷市で地域のお母さん達のために活動しているアスリートの方を私は他に知りません。12月には地域の中学生のために教室を開催するとも聞きました。オッと、今しがた、その飯田さんから電話が入ってきました。昨日の大会の原稿を読売新聞の地域版に送るので、私の正式な肩書きを教えてとの事でした。(配慮される方ですね・・・)
 何はともあれ、飯田さんはコート上でも金メダル、そしてコート外のもっと広い地域でも金メダルを獲得しているのですね。まいりました。 (画像は最近の神白高子さん)
 

1 件のコメント:

荒木行彦 さんのコメント...

私が中学時代に一緒に写した。ヤシカ時代の写真があります。当時、バレー選手にしては、スマートで格好良く、頭の良い選手として有名でした。勿論、人気もありました。