2008年11月30日日曜日

山梨県にてリーダー養成講習会開催と富士山


 昨日と本日、JVA公認ソフトバレーボール・リーダー養成講習会の講師として派遣された。山梨県での講習会は今回で3回目だ。県連盟の理事長は、3年前に2代目の故鶴田さんの後を引き受けられた3代目の穂坂さんという59歳の有能な行政マンである。私は今まで穂坂さんという方とほとんど面識はなかったが、この2日間で数年来の知己の如く相互理解が進んだ。
 昨夜の夕食会では、来週末から私が訪問する小笠原諸島の話で盛り上がった。実は、穂坂さんが勤務している南アルプス市(旧櫛形町など合併して数年前にできた市)と小笠原村(父島と母島)とは友好関係にあり、毎年小学生たちが互いに訪問し合っているということだ。穂坂さんは教育委員会に在籍していたこともあり、その当時団長格で小笠原村を訪問したという。
 さて、講習会の会場は、県立富士北稜高等学校。校長室を講師控室にさせて頂いた。校長室の大きな窓ガラスを通して日本一の雄大なあの富士山が、まるで額縁の中に入っているかのように見えるではないか。校長の山田先生から「渡邉さん、明日の朝の方がもっと良いですよ」と教えていただいた。
 そして、今朝、気温8度の透明感溢れる空気の中に富士山を見た。雪化粧された山頂までジグザグした登山がすぐそこに見える。視界が開けるとはこのことか。急に視力がよくなったような不思議な感覚であった。
 海も山も良い。雄大な自然に包まれていると、仕事上の悩みなんか小さな些細なことのように思えてくる。仕事で上手く行っていない時は、嫌な仕事、得意でない仕事、つまらない仕事などを後回しにすることでミスの原因を作っていることに気付く。心が疲れていると、行動が億劫になってしまうのだろう。
 明日から12月がスタートする。明日からは、富士山のように堂々とした心構えで、嫌な仕事、不得意な仕事から取り掛かろう。
 日日是好日(にちにち、これこうにち)
(画像は会場の高校玄関口から仰ぎ見た富士山の美しい姿)
 

0 件のコメント: