2009年2月1日日曜日

春高バレー会場からママさんバレー練習試合に移動

 春高バレー神奈川県女子決勝は、川崎市立橘高校に2-0で勝ち、優勝しました。第二代表以上が決まった直後に、コーチに「じゃあ、今日はこれで帰るから」と言って記者会見に臨んでいる監督を横目に試合会場を後にした。
 2時間かけて、神奈川県藤沢市湘南台の駅から千葉県習志野市のママさんバレーの会場に着き、三チームでの練習試合。強いチームと練習試合をやらないと強くなれない。相手の二チームとも最近全国大会に出場した経験のあるチーム。15点以上取ることを目標に4セット行い、1セットしか取れなかった。なんと、あるセットは2点であった。2-21というのは何とも情けない。ファーストプレーのミスを次の人がカバーできない状態がしばしばあった。心の粘りも足りなかた。練習試合後の私からの言葉は「練習不足」。練習時間は増やすことはできない。であるならば、質を高めなければならない。我がチームのママさん達は、実業団での経験もない、高校時代に全国に行った経験もない。普通の主婦にバレーボールを指導することは決して簡単ではない。しかし、諦めないで指導していく。
 12年前に、私は埼玉県にあるスポーツ学校といわれるS高校女子バレー部を外部コーチで週2回通い指導していた。スタートは県でベスト8であった。初年度は練習試合の相手は他県のベスト8チームしか相手にしてくれなかった。幸い。長野県の全国常連チームであった松商学園が練習試合を引き受けてくれて、2か月に1回、1泊二日で通い続けた。1年間通って1セットも取れず、当時まだ15点制であったが最高でも3点しか取れなかった。2年目から7点~10点取れるようになって、3年目にはセットを時々取れるようになった。埼玉県大会でも3位をキープできるようになってきた。そんな、昔のことを今日の練習試合は思い出させてくれた。当時の松商学園監督の堀内先生にはお世話になりました。
 あきらめないで、くさらないで、練習を継続すること。カメさんがうさぎさんに追い付くにはそんな地道な努力が必要だ。「お互いに励まし合い」というのは良い言葉だが、人を励ます前に「自分自身を励ます」ことが大事だ。最高のコーチは自分自身だから。
 なんかまとまりのない文章になってしまった。たかがママさんの練習試合でも、一番悔しい思いをしたから心が乱れているからであろう。私もまだまだ未熟ですな。
 さあ、熱い風呂に入って、冷酒を飲んで、早寝して、早起きして、余裕をもって会社に行きましょう。私が成長すればチームも成長する。会社の仕事をガンガンやって火曜日のソフトバレーと金曜日のママさんバレー、そして不定期に行く今日代表になった高校女子、もうひとつ修論合格、がんばるぞ。 

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

偶然、この頁に『松商学園』の名前を見つけました。娘は今高三、最後の春高予選を目前に松商学園の女子バレー部を退部しました。「ここでバレーを続けることは、自分のバレーに対して失礼だから」と言って辞めました。コーチに、背の低さを罵られポジションを認めないと告げられ、挙句にこの先何の役にも立たない子だと言われました。親の私は監督に「(娘の)人としてを考えたら練習させるわけにはいかなかった」と、合宿に連れて行かず練習にも参加させない理由を告げられました。更には辞めることも認めないと言われ、あらゆる全てを否定されました。それでも、昨年の新人戦を終えて、Bチームセッターとしてのその機微な感覚とチームに貢献できる幸せを少し自慢げに楽しそうに話してくれる娘は、私にはとても輝いて見えていました。が、醜く歪曲した指導は尊敬の念が強かっただけに、信頼を消し去ることも根こそぎでした。指導者には娘が濁った汚いものに見えていたように、娘も指導者が汚い濁ったものに見え始めたのだと思います。
今は、地元のクラブチームに所属させてもらい週2日ですが大好きなバレーボールがまた出来るようになりました。温かく迎え入れてくれるバレーをやっている尊敬できる大人がちゃんといてくれました。こんな娘ですが成長して、いつの日かどこかでわたなべ先生と素敵に出会えることを祈っています。このブログ、本当に元気になれます。全部読ませてもらいました。ありがとうございました。