2009年2月3日火曜日

ルールへの質問に対する回答

 久し振りに質問がありましたので、この場で回答したします。
【質問】「サーブはすみやかに打たなければならない」の解釈と打たなかった場合のルール適用について。
【回答】2000年度までは「サービスは5秒以内に打たなければならない」となっていましたが、2001年度から5秒ルールを削除して「すみやかに」と表現を改めました。サーバーがすみやかにサービスを実行しない場合は、再度吹笛して促してください。ソフトバレーの交流大会の場合、通常複数コートを用いて開催します。自コートに隣接する前後左右のコートから笛の音やプレーヤーの掛け声などにぎやかな音が自コート内に入ってきます。ソフトバレーボールならではの特有のコート隣接状態です。そのような状況下では審判員の吹笛がサーバーに届かなかったり、サーバーが聞き取りにくかったりする場合があります。そのような場合、主審は再度、吹笛とハンドシグナルでサービスの実行を促してください。ハンドシグナルだけでは両チーム全員がそのシグナルを見れない場合があります。また笛の音だけでは何のことか分かりません。吹笛とハンドシグナルを再度行うことで、ゲームに関係している全員が理解できます。9人制はこうしている、6人制はこうしているということは参考事例であって、4人制のソフトバレーはその特殊性を考慮してルールを制定しており、運用しています。
 なお、「すみやかに」サービスを実行しないサーバーには、ゲームキャプテンを通じ注意を与えてください。「すみやかに」とはだいたいどのくらいの時間ですか?とよく質問を受けますが、「す・み・や・か・に」
で目安は5秒ですね。そして、これに対しての反則はありません。一度注意をすれば、ソフトバレーの愛好者は納得してくれます。私たちが愛好しているソフトバレーボールというスポーツは「フェアプレー」「マナー」を重んじる愛好者が育てていく21世紀を代表する生涯スポーツと私は考えています。

1 件のコメント:

かし爺 さんのコメント...

渡邊さま
お忙しい中、お答えいただきありがとうございます。
親切な解説で、とても分かりやすいです。
私も勘違いをしていたようなので、これからはキチンと勉強していきます。

これからもブログを頑張ってください。