2009年8月23日日曜日

福島県にてソフトバレーリーダー養成講習会開催

 昨日から本日まで福島市にてリーダー養成講習会を開催してきた。受講者は120名。6年前にも講習会開催で福島県には行った。その時は日本ソフトバレー連盟初代審判規則委員長であった志村先生(現山梨県バレー協会名誉会長)とご一緒であった。あの時に先生から「渡邉君、審判関係はもう君に任せるよ」と免許皆伝のようなことを言われた記憶がある。しかし、6年後の今になってもルールに関してすべて頭に入っているとは言い難い。本日も受講者から質問があり、正確な数値を忘れてしまった私は、「皆さん、そのことはルールブックに書いてありますよ。探し当てた方は大きな声で言ってください」などと、とっさにごまかしてしまった。受講者には「大会の前には必ずルールブックに最低1ページは目を通すように」と言っている私ではあるが、そんな私自身が講習会の前にはしっかり目を通しておかなくてはいけない。反省!である。
 夜10時に自宅に着き、TVでワールドグランプリのゲームを食事をとりながら観た。ブラジルは若手を試しながらゲームを進めている余裕がある。全日本女子も大型になってきた。しかし、セッターのブロックの低さは大きなマイナスだ。このままでは世界でベスト8は保ててもメダルは取れない。170cm~180cmのセッターを育成することがメダルを取るために必要条件と考える。ネット際の高い位置でセットできることはレシーバーにとって負担を軽くする。速攻も高い位置から仕掛けることができ、ブロッカーの位置もよく見ることができ、攻撃も早くなる。そして、ブロックが高くなる。ブロックは最初の守備である。
サーブで崩して相手の攻撃を1枚減らし、2枚から3枚のブロックで相手の攻撃を防ぐことは世界のスタンダードである。その上で多彩で変幻な攻撃を駆使するのが日本のバレーボールではないかと私は考えている。現在中学生で170cm台の運動能力のあるアタッカーを高校ではセッターにする。そんなことを考えている。

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