2010年10月9日土曜日

10/8(金) 我がママさんチーム練習試合

 昨夜、私がコーチに就任して2回目の練習試合を行った。相手は同じようなレベルのチームであったが、我がチームのメンバーを見ていて感じたことがあった。ボールと自分の周囲の1mほどしか周辺視野がないのである。従って、ブロックのときもトスボールしか見ていないから、相手のアタッカーの助走コースやジャンプの位置、タイミング、打球のコースは見れない。これが普通のママさんなんだなと、改めて初心者指導を徹底しなければいけないことを痛感した。レシーブにしても、2段トスにしてもプレーヤー同士が接触したりで、周囲が見えていない。相手のチームが良いのではなく、自分達のコート内で自分達が原因でミスを繰り返している。
 従って、来週からは、視野を広げる練習とミニゲームを沢山行うことをメンバーに告げた。ポジションにも手をつけなければいけない。ここのポジションに必要なスキルは何なのか明確に認識していただかないといけない。「うちのチームは弱くて困るんです」そんなことを言う指導者に、私は「教え甲斐があっていいですね」と答えているが、今度はその言葉を自分自身に言う番になった。振り返ってみれば、コーチング人生5年に1チームはこのように新チーム指導スタートの生みの苦しみがあった。今回も初心者指導のおさらいのつもりで着実に指導していこう。長く指導人生を送っていると、「教えたつもり」が多くなってくる。今年のように、多くのチームに指導をしていると他のチームに言ったことが自分のチームに言ったと勘違いしている場合もある。来週からの指導においては、指導計画書を作成して段階的に指導していきたい。但し、計画の変更は柔軟性を持っていきたい。
 来年の今頃は、我がチームは格段の進歩を遂げているのは目に見えているが、指導を始めて4カ月目に入る今頃はミスプレーのオンパレードにストレスが溜まってしまう。指導者も「根気」がいる。
 明日は、世界三冠達成の女子バレー金メダリストの白井貴子さんと一緒に足利市にソフトバレーの講習会で1泊で行ってくる。夜には、楽しいバレー談議ができる。

1 件のコメント:

ままきち さんのコメント...

はじめまして。
ソフバを色々調べているうちに、偶然にも
辿り着きました。私の所属するソフバのチームは結成1年半のまだまだ発展途上のチームです。 公式戦では中々結果を出せず、毎回悔いの残る試合ばかりしています。
(ちなみにレディースのチームです)
今日、こちらの記事を興味深く拝見させて頂きました。
まさに自分の課題でもあるのですが「プレー中にもっと視野を広くもつこと」の大切さを
最近痛感しています。
努力はしているのですが、3打目(あるいは2打目)を相手コートに返す時や、セッターとしてトスをあげる
瞬間などに、余裕がなく相手側のコートの
何処が空いているか!?を瞬時で判断できない事が多々あります。
プレーをしながら、瞬時に相手コートの「穴」を見つけるにはどんな練習や訓練が必要なんでしょうか?
もし、アドバイスかヒントなど頂けたら、とても嬉しくありがたいです。

よろしくお願いします。