2011年12月30日金曜日

12/28(水) 新潟県立高校女子バレー部合宿に参加



 2月以来、高校生の指導は講習会以外のところではやっていなかった。それ以前は、神奈川県と山梨県のチームの外部指導で月に数日は、アドバイザーをやっていたのだが、チームの監督さんが代わったことを契機にして、私もそれらのチームを離れた。

 新潟市内にある県立新潟中央高校の監督である桂山先生からは年に1度は指導の依頼があり、2泊3日で夏休みに伺っていた。今年は、この寒い時期に依頼があった。監督によると、来年の北信越インターハイには子供たちを出場させたい。何としても、行かせたい、ということであった。

 チームは2年生主体で、県大会ベスト4にはこの数年間、定着している。今夏のインターハイ予選では準優勝もしている。私がお手伝いできるのは、戦術面くらいだが、3月で会社の方も定年退職を迎えるので、時間的余裕も多少できる。来年1年間は桂山先生のお手伝いをさせていただこうかな、まずは現地に行ってから決めてもいいか、と考えながら朝9:14東京駅発の上越新幹線に乗った。

 この時間の新幹線はノンストップで新潟駅までいくことを初めて知った。なんと1時間40分で着いてしまった。監督が迎えに来ていて、まずは指導する条件の一つである美味しいラーメン屋さんに連れて行っていただいた。新潟市内で一番、お客さんの多いという、つけ麺屋さんで大盛りのつけ麺と大きな塊のチャーシュー入りのミニライスをご馳走になった。私は、全部食べることはできなかったが、大食漢の監督はペロリと平らげ、それでもまだ足りないような顔している。

 学校に着いて、子供達と1年半ぶりに再会した。早速、ミニゲームをやってチームの実情を観察した。セッターとスパイカーは全国区のチームと比べても遜色はない。しかし、レセプション(サーブレシーブ)とサーブが甘い。サーブはスピードはあるものの、ただ単に相手コートに入れているだけ。レセプションは、レシーバーが均等に守備範囲を分けているだけ。そこで、まずやったのがサーブのコントロール練習。そして、レシーブフォーメーションは、リベロのレシーブ範囲を広くして、リベロとサイドのエースアタッカーの3人で取るように修正した。更に、本日からAパス(セッターがAクイックを上げれるレシーブ)の各人の返球率(%)をデータにとって、折れ線グラフ化することを指示した。まずは、この3カ月、チーム全体で70%以上を目標とした。インターハイの予選会は6月にある。その時には、80%以上を目標とした。また、体力測定を1月の新人戦以降に実施し、北信越ブロック選抜合宿参加者の平均値を上回ることを6月までの目標とした。
(画像は、新潟市内人気No.1というお店のつけ麺大盛り。食事を終えたのが11:45。レジに行くと、入口付近で既にお客さんが10数名順番待ちをしていた)


0 件のコメント: