2012年6月19日火曜日

Mon.June 18,2012 FIVBワールドリーグ男子バレー

   FIVBワールドリーグ男子バレーボール大会2012が5月18日から開催されている。オリンピック、世界選手権大会、ワールドカップに次ぎワールドグランプリと並んでFIVB直轄の大会である。 


   FIVB主催の大会に出てよい成績を上げないとランキングが上がらない。ランキングが上がらないと国際大会での出場や組み合わせに影響してくる。今回のこの大会には、アジアから日本と韓国しか出ていない。イラン、中国、インドは出場していない。
6月17日(日)にドミニカで行われたA組の試合で日本はセルビアと対戦し0 - 3(21-25,  23-25,  23-25) で敗退した。2週間前にロンドンオリンピックへの道を閉ざされた日本にとって酷な試合が今月まであと6試合続く。

   日本にはここで消化試合にはしないで欲しい。次のリオ・オリンピックにつながるように経験を積んで欲しい。しかし、チームの最年小は福澤と清水の25歳でリオのときは30歳近くのベテランになっている。他のチームには20歳前後のスタメンが数名入っていて貴重な経験を積んでいる。キューバのエースは何と19歳だ。
   チーム(組織)の活性には、ベテラン、中堅(ミドル)、若手(ホープ)の3層が必要だ。次の時代を睨んでチーム構成を考え、工夫することが指導者には求められる。今の全日本男子が4年後にどのようにつながるのか良く見えてこない。次の監督は現コーチの中垣内祐一さんが有力と報道されているが、恐らく大幅にチーム構成を変えてくるであろう。リオの予選まで3年しかない。私だったら火中の栗を拾う勇気はない。せめて最低8年間監督を任せるのでなければ、オリンピックの場に戻ることはできないであろう。
   ここは、監督の勇気というよりも、日本バレーボール協会の決断・勇気が、まず必要なのかもしれない。

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