2013年2月19日火曜日

Tue.Feb.19,2013 コーチングのコツ - 12 ローテンション制は難しくない

ローテーション制度を教えるのは難しい、ということを中学やソフトバレーの指導者からよく聞く。小学生バレーは、ローテーションのないフリーポジション制だ。ソフトバレーの初心者や普段はママさんバレーをやっていて時どきソフトバレーの練習に顔を出す愛好者も同様でローテーションしてプレーすることに戸惑う。

確かに、いきなりローテーション制でゲームをしてもうまくはいかない。プレーヤー自身が、どのポジションに移動して良いのか頭の中で行動回路が上手くできていないからだ。

このような場合、固定制とローテーション制を併用して行うと理解が早くなる。更には、人数を少なくして行うことで、アウトポジションの反則も理解しやすくなる。例えば、両チームの合計点数が、3の倍数でローテーションするようなチーム内ルールを作り、スタートポジションから自分に割り当てられたポジションに素早く移動する行動回路を反復練習で植え付ける。ゲーム形式でローテーション制度に慣れて、フォーメーション理論を駆使できるようになるとバレーボールの持つ奥深さが面白くなってくる。


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