2013年6月12日水曜日

Tue.June 11,2013  船橋市ママサンバレーボール教室 - 第6回 

本日のテーマは、サーブレシーブからの攻撃、スパイクレシーブからの攻撃の2つ。まずは、それぞれの代表的なフォーメーションを説明。

サーブレシーブに関しては、相手サーブの80%がコートのハーフライン(ネットから6mあたり)に飛来する。従って、ハーフの選手を中心にバックセンターの選手を入れた3人から4人で強打のサーブはレシーブするのが得策である。

サーブレシーブを失敗する選手の原因は、手からボールを追いかけてしまうのでフォームが安定しない。練習方法としては、膝の上の腿でサーブボールをポンと上方に上げる練習が意識付けとして良い。そのほかに臍の下の丹田の前にポリバケツを両手で抱え、バケツの中にボールを入れるのも良い。そして、個人の練習の後は、2人~3人でお互いのレシーブスペースを確認しながらサーブレシーブの練習を行う必要がある。当然、上手な人のレシーブ範囲を広くすることである。等分にする必要はない。

スパイクレシーブのフォーメーションは、ブロックのシステムによる。つまりブロックを4人で並ぶのか5人で並ぶのか決める。そしてブロックに跳ぶのは2人か3人か決める。ブロックは最初の守備(ディフェンス)である。この第一線を明確にせずに後方のレシーバーは適切なポジショニングを取ることはできない。

理論を学習したら、その次は繰り返しの練習が必要である。例えば、相手コートのレフトから連続したスパイクをコースを限定して打ってもらい、切り返す。初心者チームであれば、相手コートからチャンスボールを入れてもらって、そのボールを確実にセッターに返す。初心者ママさんチームは、このチャンスボールの処理がうまくできない。お互いに譲り合う傾向がある。この場合は、攻撃に入らないハーフの選手が声を出して積極的にチャンスボールを取りに行くことである。

繰り返すが、レシーブ範囲を等分にしないことである。レシーブが得意な人には、そのスペースを広くしてあげるべきである。各人が自分の得意なプレーに磨きをかける。ダイレクトで強いサーブは取れないが「カバーリングは任せて!」で良いではないか。会社の仕事と同じ。営業に強い人、資料作成に強い人、数字に強い人・・・各々の得手で積極的に活動し、不得手はカバーしてもらう。
そのうち、不得手にも挑戦していく。

・・・長くなりそうなので、きょうはここまで。

来週は、いよいよ教室もゴール!である。4チーム作って完全リーグ戦を行う予定である。テーマは「戦術」。戦術とは、「いかに戦うか?どんなゲームを創るか?」「相手の強みをいかにして削減するか」「相手の弱みをどのように突くか」。「自軍の強みをどのようにして発揮させるか」「自軍の弱みをいかに防ぐか」勿論、戦術の基本はボールコントロールの技術である。

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