2013年6月19日水曜日

Tue.June 18,2013  船橋市ママサンバレーボール教室 - 第7回 最終 

7週行われた教室も本日で最終。総時間数で14時間。ママさんバレー初級編を閉じた。主任講師の私の至らぬ所を上手に補ってくれた講師で元全日本女子の落合真理さん、そして第2回からお手伝いに入っていただいた千葉県小学生男子バレーチーム「丸山小VC」監督の築山さんに感謝申し上げたい。
(受講者で選抜チームを作ったら間違いなく全国大会に行けるであろう。もちろん、半年間みっちり毎週練習する必要はある。それだけ個人個人は上手なママさんがいる。これで解散するのも少し寂しい気がした)
14時間という短い時間では、バレーボールの表面だけさっとなぞった指導内容であったが、受講者は、毎回私より元気で明るく笑顔でついてきてくれた。私の他愛のないオヤジギャグにも同情心から反応してくれた。このような初心者教室が通年、2週間に1回程度あれば良いと考えている。専任の指導者がほとんどいないママさんにとって、今回のような元全日本選手を活用した通年の教室があっても良い。愛知県岡崎市のママさん連盟は毎週水曜日に初心者教室をコート4面で開催している。一気に岡崎市のようにはいかなくとも、船橋市も少しは近づきたいと考えている。

教室終了後、築山さんと昼食に行った。ファミレスで2時間ほど話し合ったであろうか。元JALのパイロットとして総飛行時間数約12,600時間のフライト歴を持っている。話の中で、機長と副長の違いについてのお話があった。

副長は、操縦マニュアル通り正確に飛行機を操る。機長は、離陸した直後は着陸のことを考える。フライト中はマニュアル以外の事項にも備えてイメージしている。つまり想定外のことまでイメージして対処できるようにしている。

バレーの監督も、ゲームが始まって1点ずつ積み重ねてゲーム終了にたどり着くのは新米監督のベンチワークである。ベテランは、ゲームが始まったらゲーム終了をイメージしている。先を読みながら目先のことに注目している。

機長は乗客の命を安全に運び、監督は子供たちの夢を育む。

「最善を願い、最悪に備える」。リスクマネジメントあってのリーダーシップ、ということになるのであろうか。時には違う世界の人とお話しすることは脳の柔軟体操になってよい。

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