2013年11月4日月曜日

Sun.Nov.3,2013 秋季関東大学男子1部バレーボールリーグ戦

先週の女子1部最終戦に引き続き、今週は男子の最終戦を観戦に行った。男子リーグ戦を観戦に行くのは3年ぶりである。会場は改築になったばかりの日本体育大学世田谷校舎体育館。

私は34年前にスポーツメーカーに勤務して2年目に、大学チームを開拓することとなった。当時のお客様は法政大学男子バレー部1チームだけであった。地方の高校トップチームを営業していくと監督の先生たちの出身大学がほとんど日本体育大学であったことに気づいた。であれば、日本体育大学の学生に弊社のバレー品をご愛顧していただければ、卒業して教員になりバレー部顧問になった時に慣れ親しんだ弊社のバレー品を購入していただけるのではないか。そう考えたものの、日本体育大学にはまったくコネもなくどうしようか思案していた。

その時に出会ったのが、東洋高校男子バレー部監督の故山口先生。日本体育大学OBの山口先生から母校日本体育大学のコーチに就任する半年前の森田淳悟先生をご紹介頂き、その後30年間現在までお勧めしたバレー品をご愛顧頂いている。そして、当時は大学リーグ戦には毎週出向き、他の大学、順天堂、筑波、早稲田と教員養成系大学を中心に他の大学男子バレー部にも販路を拡大していった。

さてさて、昔話はこのくらいで・・・。
本日の最終試合は優勝が懸かっている大一番の試合となった。昨日までの成績で、明治大学は9勝1敗。早稲田大学は8勝2敗。明治が勝てば、文句なく51年ぶりの優勝。早稲田はフルセットでも勝てばセット率で27年ぶり23回目の優勝。

体育館の中には仮設スタンドが組み立てられ、関東大学バレーとしては20数年ぶりぐらいに3,000人以上の観客が入っていた。特に優勝のかかった早・明戦とあって60歳以上のOBも普段と違って大勢駆け付けていた。もう一つ特徴的であったのは30歳代の女性観客も多かった。先週の大学女子バレーリーグ戦もそうであるが、これだけレベルの高いゲームを無料で、しかも間近で見れるのだから、小・中・高校生のバレー部員が見に来たほうが良いと私は思うのであるが、学連の広報不足、マネジメント不足がもったいない。

(説春のリーグ戦では優勝、今回は4位の日体大と専修大のゲーム。日体大の小宮、山田の193cmコンビはスパイクの打点の高さは既にVリーグクラスである。専修大は春高バレーで活躍した選手が沢山入部していた)
試合内容は、Vチャレンジ上位チーム以上のレベルであった。両チームとも気迫があり、ミスも少ない。早稲田の主将でエースの吉村君と明治の主将でやはりエースの大塚君はプレーにもチームのまとめ役としても頼れるリーダーである。

早稲田躍進の源は昨年、母校に准教授として帰ってきてコーチに就任した松井さんの功績が大きい。謙虚な彼は、優勝は学生とOBそして応援してくださるサポーターのお蔭ですと語る。しかし、私は、彼の指導力が原動力であると見ている。
(早稲田大学、優勝の瞬間)

会場にはVリーグの監督さん達も見えていた。その一人のパナソニックの監督の南部さんと言葉を交わした。お目当ての選手がどちらかのチームにいるようだ。

森田淳悟先生にも研究室で再会した。30年前の研究室より狭かった。当時は雑多ではあったが広い研究室に部長の故中田先生、副部長の故進藤監督、そしてコーチの森田先生のお姿があった。先生方にはいつも、笑顔で迎えていただいた。

早稲田大学 - 明治大学  3 - 0 (25-23,  25-21,  25-23)

【最終順位】 9-2は9勝2敗の意味
9-2  早稲田大学(東京)
9-2  明治大学(東京)
8-3  日本体育大学(東京)
8-3  慶應義塾大学(東京)
7-4  順天堂大学(東京)
7-4  東海大学(神奈川)
6-5  筑波大学(茨城)
5-6  中央大学(東京)
4-7  専修大学(東京)
2-9  駒澤大学(東京)
1-10  東京学芸大学(東京)
0-11  国際武道大学(千葉)

【個人賞】
最優秀選手賞: 吉村 康佑(早稲田大学#1)
敢闘選手賞: 大塚 陸(明治大学#1)
ベストスコアラー賞: 柳田 将洋(慶應義塾大学#9)
スパイク賞: 小宮 雄一郎(日本体育大学#19)
ブロック賞: 細中 久里寿(順天堂大学#2)
サーブ賞: 七里 幸洋(早稲田大学#3)
レシーブ賞: 大塚 陸(明治大学#1)
セッター賞: 新 貴裕(明治大学#2)
サーブレシーブ賞: 山本 智大(日本体育大学#34)
リベロ賞: 本間 隆太(早稲田大学#2)
会長特別賞: 山田 脩造(日本体育大学#20)
Best of support賞: 東海大学

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