2014年6月9日月曜日

Sun.June 8,2014 地方に選手発掘へ #1

いよいよ、地方のバレーボール事情視察と選手発掘が始まった。今回は、首都プノンペンから車で3時間のところにあるコンポンチャム州の州都であるコンポンチャム市。人口は約100万人。

朝7時にプノンペンのアパートを専用車で出発。途中、ドライブインのような店で軽く朝食を採った。店の奥のほうでは結婚式の準備で忙しいようだ。着飾った女性たちが慌ただしく行き来していた。
(注文は運転手にお任せ。中国人が経営している店らしく中国料理が多い。何でできているのかわからないが肉団子入りのビーフン麺を頂いた)
 
プノンペンを出て、大河メコン川に沿って国道5号線を北進していく。一帯は、メコン川の恩恵を受けた肥沃な大地が続く。私の故郷の庄内平野に似た田畑が延々と続く。



この国道5号線は、西はタイ国、東はベトナムに繋がる重要な幹線道路である。この道路ができたおかげで物流が盛んになり、カンボジア経済に活性化をもたらしている。ただし、全線がまだ整備されていない。あちこちで、まだ舗装化されていないところがあり、そこは赤い砂塵が車の通るたびに舞っている。道路脇の地域住民もあと数年は砂塵の中で生活しなければならない。



途中、休憩した。そこで売られていたのは、イナゴの佃煮(つくだに)?とおもいきや、コオロギの佃煮であった。そして、噂に聞いたあのタランチュラーの素揚げもあった。タランチュラ―は毒蜘蛛である。スパイダーも蜘蛛だが、毒のあるのがタランチュラ―というらしい。これを食べると薬になるらしい。何に効くのか?精力剤とか整腸剤とか美容に効くとか、売り子のおばさんたちは、勝手なことを言っている。
(よーく見ると足がある。蜘蛛だ。タランチュラ―だ。幼少期に観た映画を思い出した。巨大な毒蜘蛛が口から蜘蛛の糸を吐きだして姫様をがんじがらめにして身動きのできないようにしていた。そんな怖い毒蜘蛛を食べちゃう人間はもっと怖い?)
(お姉さん・・・その足のような赤いものは何? え!カエル? 手前のゲンゴロウの兄貴みたいなヤツは何? 一つ食べてみろって? えーっ・・・ゲロゲロ・・・)

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