2014年7月16日水曜日

Mon.July 14,2014 サングラスの効用

私の住んでいるこの地域は各国の大使館や大使公邸が多い地区である。従って大使館員が住む高層アパートメントも多い。このようなアパートメントの警備は深夜もフロントの従業員が寝ないで警備をしている。

時々、寝ているフロンマンもいるが、そこは愛嬌である。先日の夜11時半ごろアパートメントに帰ってきたら、玄関にいるガードマンが「あなたの部屋番号は?」などと尋ねてきた。1ヶ月半も既に住んでいる私の顔を知らないの?というふうに逆に質問したら、「どうぞ、どうぞ、中に入って結構です」と返事が来た。

ちょっと、すごんで逆質問したら、あっさりと入場を許可するガードマン、大丈夫かな・・・。

一般家屋には、深夜の泥棒が多いとよく聞く。私は、どこに行っても「韓国人ですか?」といわれる。韓国に私のような目じりが下がっている人が多いとは思えないが、私はいつもサングラスをかけているので、こわもてのテコンドー(韓国武術)の達人と思われているようだ。
(私の愛用のサングラスは度付である。近眼なのでレンズを入れている。老眼ではない。なおかつグラデーションがかかっている。だから、それがどうしたの?と言われてしまえば、それまでなのだが・・・)

そんなことで、テコンドーの達人という噂が消えない限り、私の身辺は安全なようだ。

きょうの練習はOffenceとdefenceの説明を選手にした。そして、ディフェンスからオフェンスへの練習をここ1週間続けるよと宣言した。いわゆるカウンターアタックの練習である。初級レベルではサーブレシーブからの攻撃(サイドアウトを取る)は、結構成功率(サイドアウト率)は高い。しかし、サービス側が相手の攻撃をブロックやスパイクレシーブからの攻撃で得点をする率(ブレイク率)は低い。

強いチームは、このブレイク率が高い。

カンボジアのチームは、ブレイク率が低い。なぜなら、まずサーブが弱い。スピードが遅く、コースに戦術がない。ブロックは目を閉じて跳んでいるようなもの。スパイクレシーバーとの連携がない。ブロッカーのサインがないので、連携がないとすぐ分かった。スパイクレシーブは、レシーバーの正面に来なければボールは上がらない。


スパイクは関東大学1部クラスの破壊力を持っている。しかし、ブロックは関東中学ベスト16並み。だいたいブロック指導理論を指導者が知らないようだ。指導書に関しては、国内でこれといった指導者がない。

そこで、これから1年かけてFIVB公認コーチレベル1(初級レベル)のテキストを英文からカンボジア語(クメール語)に翻訳することに今日決めた。私に付いている通訳者に2日に1ページ翻訳するように指示した。
  

守備が弱い
ブロックネットdefenceを最初の守備であるという意識を植え付ける
次の守備がフロアFloor defence

ボールが正面に来た時しかボールは上がらない
ボールのくる正面に自分の体を入れなければいけない

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