2014年10月29日水曜日

28,Oct,2014 孤立無援なんかじゃない

数日前に、孤立無援という言葉を使った。

これは、私のとんでもない思い違いであった。

” Give and Take ”という成句がある。英和辞書には「(公平な条件での)やりとり、交換」と書かれている。英語をそのまま日本語に訳せば「与え、そして得る」。更に意訳すれば、人間関係は、まず「与える」こと。そうすれば「得る」ことができる。

人から何か与えられることを先に期待する人間は、自分は孤立無援だと思い込むのであろう。人に何かを与える人間は、いずれ何かを得ることになるのであろう。

昨夜は、カンボジアに住んでいる日本人4名が私をプノンペン市内にあるスペイン料理店に連れて行ってくれた。スペイン産ワインとパエリアを食べながら彼らととりとめのない会話をしているうちに元気が出てきた。

それが、彼らの私への励ましなのだ。ナショナルチームが財政難で合宿も満足にできない窮状を彼らは知っている。会話の中から、この国ならではのスポンサー獲得の方法を教えてもらった。さすがに、この国に4年以上住んでいる彼らの経験や知識は、幅広く、そして深い。

この日、全日本女子ユースチームの監督からメールが入った。そこには、私のために世界各国のバレーボール情報を探せるサイトのアドレスが複数載っていた。彼の貴重な情報源を教えてくれたわけだ。

私は、孤立無援どころか、多くの仲間たちに助けられている。ありがたい・・・。

今度は、私が与える番だ。

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