2014年10月31日金曜日

30,Oct.2014 大使館から邦人犯罪被害に関する報告があった

どのような国でも犯罪はある。ここ、カンボジアでも日本人を狙った犯罪はある。

今年1月から10月までのカンボジア国内で邦人(外国における日本人のことを邦人と称する。日本人にいる外国人を異邦人と言う)が、犯罪被害にあった件数は73件と一昨日日本大使館から発表された。

平均にすると、ひと月に7件である。内訳は、ひったくり32件・侵入盗6件・すり8件・いかさまカード賭博詐欺16件・強盗4件・置き引き4件・横領2件となっている。

ひったくりに関して、最近痛ましい事故を聞いた。被害者は西欧人の女性である。バイクの後ろ座席に座って移動中のときに、肩にかけていたバッグをすれ違いざまに取られた。その女性はバッグとともに路上に落下した。運の悪いことに、そこに乗用車が来て、彼女は轢かれて死亡してしまった。

事故や事件は、どこにでも潜んでいる。できる限りの注意をしておくことが肝心だ。
安全が、すべてに優先する。Safety First
 

対策は下記の通りになっている。

1)引ったくりに遭わないように手荷物は持たないようにし、バックなどは抱えて持ち、常 
  に身近に置く。

2)トックトゥクなど移動中にも被害にあうこともあるので、移動はタクシーを利用する。

3)旅券を取られた場合は、捨てられ大使館へ届けられるケースがあり、あまり犯罪に利  
  用されない。

4)侵入盗対策として出入り口には鍵とチェーンロックをする。窓など入り口なる可能性  
  のある場所には外出中・就寝中は施錠を行なう。高層階でも注意を怠らない。

     侵入盗は従業員件や家に招きいれた知人のケースもあり、注意が必要。

5)いかさま賭博詐欺は二人組みの男女で行なわれており、知り合った見知らぬ人の誘い
  には応じてはいけない。

      欧米人はこういった詐欺には引っかからないので、日本人が狙われている様子。
     賭博詐欺は大使館から警察に協力を要請しているが、証拠不十分のため検挙されるこ 
  とが難しい。

     被害届を出しても賭博に関与している疑いがかけられるので被害にあわないように注
  意する。大使館側もしっかりとした調書を必要としている。

6)強盗などに遭遇した場合は抵抗しないで、身の安全を最優先に考える。

 

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