2015年5月24日日曜日

23,May 2015  近代的な都市シンガポールに慣れるために取ったある策とは・・・?

昨日は、選手達をプノンペン市に1年前にできたイオン・ショッピングモールに連れて行きました。
(中心にいる黒いTシャツの小柄な選手がリベロ。彼がサーブレシーブの60%以上を処理するフォーメーションを敷いています。守りの要です。大会が終わるまで、全員無事怪我病気が無いように毎日念じています。
中央の女性と女の子達は私の運転手の家族です)
(中央の女性はカンボジアで働いている日本人です。カンボジアに在住している日本人で一番最初にナショナルチームの激励のために練習会場まで駆けつけてくれた方です。

これも練習の一環です。2週間後には、彼らは飛行機でシンガポールに行きます。そこで彼らが眼にするのは近代的なビルディング群です。カンボジアにはない地下鉄もあります。体育館も大阪市立体育館のように巨大で、通路は迷路です。宿泊するホテルも高級ホテルです。カンボジアではiオジさんが家の前で上半身、裸でリラックスしている姿を良く見かけますが、シンガポールでは上半身裸で歩くことは厳禁です。

選手達の半分は、初めて国外に行く人間たちです。国外と言っても、行ったことのある国は、隣国のベトナムやタイ、そして2年前の東南アジア大会が開催されたミャンマーぐらいです。

そこで近代的な都市に慣れるために、今回、巨大なイオン・ショッピングモールに行って、各自食事やウインドーショッピングをすることにしました。そうでないと、シンガポールに着いた瞬間から、彼らは近代的な建築物の前でボーっとして足が地に着かなくなるでしょう。

6月11日のカンボジアチームの第一戦は、開催国のシンガポールです。シンガポール・チームは地元の利で、おそらく同じ会場を使って何度も練習して会場に十分慣れているでしょう。私は、シンガポールのチームには3-0で勝つ自信はあります。しかし、ボーッとしたままの選手達では実力を発揮できず、敗退するかも知れません。

大会まであと2週間を控えて、ここからの練習は、戦術の確認(レセプション・アタック、トランジッション・アタック)、メンタルの強化(苦しい状況からの反撃)、相手チームの研究(特に過去3位常連のベトナム)が中心になります。

初めてのベスト4進出を目指して、最後まで諦めません。

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