2015年9月16日水曜日

16,Sep.2015    FIVB Volleyball Men’s World Cup 2015 - Day 6

今夜が、バレーボールのワールドカップも折り返し、というところでしょうか。今夜は私にとって第2のバレーボールの故郷であるチュニジアと日本男子の試合でした。
photo by FIVB

試合はプノンペン市内の行きつけの日本居酒屋でライブで観ました。結果は、3-0 (25-21, 25-19, 25-19) で日本の勝利でした。チュニジアはサーブの威力が不足でした。久しぶりにTVの画面で観るチュニジアの選手達は孫弟子のようなものです。チュニジアの監督のファティとも先週ファイスブックで連絡を取り合いました。
(久しぶりに見る監督のファティは、すっかりオヤジになっていました。FIVBのインストラクターの資格も10年程前に取り、大学の教員もやっていました。最近は近隣の中東地域のバーレンのナショナルチームの指導もやっています。会って積もる話をしてみたかったですね。チュニジアで私が活動していたのは38年前ですが、つい数年前のことのように思い出されます)

8年前(2007年)と12年前(2003年)のワールドカップにもチュニジアは出場しています。特に12年前は、私もチュニジアチームの夜の作戦会議に請われて同席し日本チームへの対策を講じました。そして日本に勝利しました。2007年も勝利しました。具体的に指示を出せば、もともと身体能力は日本人より上ですので、結構アラブ人はやります。

一般論ですが、試合前に具体的な指示を出せない指導者がいます。「精一杯やりなさい」「悔いのない試合をやりなさい」「全力を出しなさい」等は、具体的な指示の次に出てくる言葉です。『敵を知り己を知れば百戦危うからず』とは孫子の言葉ですが、敵も己もあまり把握せずに生徒達を試合の場に出している日本の教員指導者がいます。部活の教員指導者はスポーツの指導が専門ではないのですから、しょうがないのですが、ちょっと残念です。

さて、日本は、これで4勝2敗で、12チーム中6位です。明日はヴェネズエラですが、油断しなければ3-1で勝利できるでしょう。目標の6勝以上まで、もう少しです。

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