2015年11月20日金曜日

19,Nov.2015   FIVB Seminar in Bangkok day 4

午前中は、ルールに関しての講義でした。この国の審判長であるMr.ソンサックは、現在サウジアラビアでのアジア連盟会議に出席中なので、他の国際審判員の方が講師で見えました。
(モデルの女子高校生たちは、本日も協力してくれました。昨日は、動作が緩慢でしたが、本日は機敏になりプレーも上達したように見えました。どの国にもポテンシャルの高いプレーヤーはいます。その能力を開花させてあげるのが指導者の仕事です。それにしても講師のザオさんはキャップが好きです。きょうは、講義中から体育館の中でもキャップをかぶっていました)

講義の中心テーマは、改正ルール点、特にネット近くでの反則行為とリベロに関しての反則行為でした。FIVBはビデオで詳しく反則行為を解説しています。ホームページでも見れます。

チームの指導者は、もっとルールに関して詳細に理解しておく必要があります。カンボジアの審判員はルールブックを持っていません。ほとんどの審判員が英語を読めないからです。来年には、現地語(クメール語)に翻訳したルールブックを作成して審判研修会を開催しなければなりません。

日本においても、ルールブックを持っていない指導者の多いのが現実です。社会生活を健全に送るには、法律を知っておく必要があります。交通法規を知らなければ、事故を起こす確率は高くなります。商法を知らなければ損をします。

バレーボールをより良く楽しむためには、ルールを知っておく必要があります。指導者は熟知しておかなければなりません。まずは、日本であれば、公認審判員資格B級(C級)を取得し、4年に1回は、リフレッシュ研修会に出席するのが良いと思います。

0 件のコメント: