2015年12月30日水曜日

28,Dec.2015     カンボジアのお葬式は?

私が住んでいるアパートメントの近くでお葬式が始まって、3日目の本日に葬儀が終了しました。

年の瀬で大変ですね、というのは日本人の感覚です。この国の新年は、3月ですから、単に2015年の12月末に葬儀を執り行っているいう意識です。


私が住んでいる地域は、ボンケンコンという地名です。ほぼ市の中央に位置しています。お金持ちが多く住んでいる緑が多く閑静な住宅地です。NGOの関係者が長期滞在するためのホテルや外国人用の高層アパートメントも多く、この1年間で更に20階以上の高層アパートメントが数棟建築中です。

その葬儀もお金持ちの一軒家の前で行われていました。結婚式もそうですが、家の中だけでは狭いので、家の前の道路にテントを立てて、弔問者を迎えます。

テントは道路の端から端まで車が通れないほど広げて立てられています。良く考えてみると、その道路は公道です。その一角の道路は完全に塞がれてしまいます。
式場が他にあると思うのですが、このように公道上にテントを立てて簡易式場にするのが、こちらの伝統です。

同じ道路に面しているレストランや商店には、お客さんがほとんど入らなくなります。私にとっては、道路が塞がれたのは問題ではないのですが、別の問題がありました。

それは、音楽です。それも3日間、朝は5時半頃から、夜は10時頃まで延々と読経に混じって伝統音楽が流れてきます。それも、大音響です。これには、まいりました。ちょっと寝不足になりました。

聞くところによると、以前は7日間ほどやっていたそうです。

お葬式は、大事な儀式ですが、昔と違って、この辺りも民家が隣接していますし、外国人も多く住んでいます。音楽の出力を現在の1/10程度に絞っていただくと、私も安らかな睡眠時間を確保できるので、この点、少しご配慮を頂きたいと思っています。

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