2016年4月7日木曜日

April 06,2016    トップ選手を育てる指導者の自覚

スポーツの指導者は、勝つためのトレーニング、スキルそして戦術を指導するだけでよいのか?

昨日、リオ・オリンピックでメダルが有力視されている2人の日本人男子バドミントン選手が、違法な闇カジノ店=15年3月に警視庁が摘発、閉店=に出入りしていたことが6日、分かりました。

闇カジノ店は暴力団の資金源とされており、今後、リオ五輪の代表選考に影響を及ぼす可能性があります。
 
最近のプロ野球界の不祥事もそうですが、指導者は、スポーツのルールだけでなく、社会のルールをきちんと教えているのか疑問に思います。技能が世界トップクラスでも、20歳代は、人として未成熟です。
 
私の属するバレーボール界でも、40数年間、数々の不祥事を見てきました。高身長をいかして女湯を覗いた男子選手の情けないような事件もありました。セクハラ・暴力指導者もいました。
 
辞任した彼らのその後の人生は、スポーツと無縁の仕事に就いています。家庭は崩壊しています。
 
世界を目指す人たちは、常にプレッシャーとストレスの中で最大限の努力をしています。だからこそ、肉体を極限まで追い込むことと、精神を開放することのバランスを上手くとる必要があります。
それを指導するのも指導者です。
 
アスリートである前に社会人であることです。
 
一番であることより、まず一流を目指したいものです。

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