2016年7月10日日曜日

July 09,2016    Wimbledon 2016: Serena Williams won 22nd Grand Slam title

今夜は、NHKで放映されたテニスのウィンブルドン女子単決勝戦をライブで観ました。

対戦相手は、この試合で負けても、初めて世界ランキング2位にアップすることが間違いないドイツの28歳ケルバーです。

結果は、34歳のセリーナ ウィリアムズが2年連続で優勝しました。更に彼女は、4大大会(Grand Slam: グランドスラム)優勝記録で、歴代22回優勝の記録を持つステフィ グラフに並びました。次の記録のターゲットは、歴代1位のマーガレット コートの持つ24回を抜くことでしょうか。

セリーナは、優勝インタビューで次のように言っていました。

「私の関心事は、コート夫人の記録のことより、今までの自分の優勝からテニスを学んでいることなの。プレイすること、勝つことを楽しんでいるわ。ベストを尽くしてね。 That's what I do best.」(渡邉 訳)

セリーナのプレイの特徴は、サーブ & ボレー(volley)です。強烈なサーブで崩して、すかさずネットに寄り、相手がかろうじて返してきたスピードのないボールをワンバウンドさせずに相手がレシーブできないところに打ち込む(ボレー・ショット)ことです。バレーボールでいうところのサーブ&ブロックです。

彼女のサーブの最速スピードは、197kmです。今回の男子単でベスト4に終わったトッププレーヤーのジョコビッチの最速は195kmですから、彼女のサーブがいかに速い!か理解できます。明日行われる男子単決勝戦のラオニッチ(カナダ)の最速は何と230kmです!。

日本のプロ野球界での投手の最速の162kmと比べても、ボールのスピードは速いですね。

テニスのスピードサーブに慣れるために、女性プレーヤーの場合は、サーバーコーチとして男性を選び、なおかつサーブの位置をネットに近づけるということです。

バレーボールの場合も、同様なことを行っています。ネットから7mの位置に約80cmの高さの台を置き、その上でサーバーが打ちます。

セリーナは16歳で4大大会に出場して、18歳で優勝しました。現在34歳の彼女は、一向にパワーが衰える気配はありません。秘訣は、飽くなき向上心と筋トレです。最近では自転車、ボクシングそして動きの柔軟性を維持するためにダンスも取り入れています。

彼女のお姉さんの36歳のビーナスも今大会でベスト4でした。凄い姉妹です。明日のダブルスも優勝するのではないでしょうか。

世界のトップを維持しているアスリートは、努力も世界トップクラスなんですね。

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