2018年2月26日月曜日

Feb.26, 2018  高校女子指導の一区切り

昨日までの私のバレーボール指導活動は、県立高校女子バレー部にほぼ1ヶ月間付きっきりの指導でした。

昨日、一昨日と西澤先生という元高校教諭が創設された「第14回 西澤杯」(船橋市バレーボール協会後援)という研修大会が開催されました。

船橋地区の高校女子チームを中心に36チームが市内の4校を会場にして準公式戦を行いました。初日には8のグループ戦を行い、翌日は各グループの1位から4位が同じ順位のチーム同士集まってゲームを行いました。

初日には3試合、翌日には最低でも2試合ゲームができるように組み合わせが作ってありました。今の時期に準公式のゲームができるということは、参加チームにとって試合経験を積むということでは大変ありがたいことです。西澤先生はじめ高校の先生方に御苦労をねぎらい感謝の言葉を申し上げたいと思います。

私の指導している県立高校女子チームには成長の跡がありました。実は、私たちのチームは初日のグループ内ゲームでは僅差で第3位となり翌日は第3位グループの会場に行きました。その日は、主将で第1エースの生徒が英検の二次試験受験のために不在となりました。サーブとレセプションそしてレフトスパイカーとしてまさにチームの要がいなくなったのです。超進学校にはよくあるケースです。そこで、いつものように交代要員の2年生を入れてゲームを行いました。

結果は、うまく機能せずに2回戦で格下のチームに敗退しました。そこから敗者トーナメントに回り、県大会に出場しているベスト32のチームと対戦しました。

そして、この時に練習試合でもやったことのない戦術を選手達と一緒に考えました。サーブは良いがレシーブが不得意なその2年生のポジションにリベロをあてがいました。また、レフトからの攻撃力がまだ乏しいその2年生の代わりに普段は速攻に入っている1年生のMBにセンターオープンをやってもらうように役割を変えました。

そうしましたら、功を奏して、そのゲームはフルセットまで行きました。日頃、速攻に入っている選手達にも高いトスをスパイクすることを指導していたのが良かったのでしょう。

練習時間が他校の半分しかない我がチームですが、練習時は休憩している暇がないくらい全員が動いています。交替で次の番を待っている時も球拾いしながらコート上の選手と同じ動きをなぞっています。ですから我がチームではボーっとして立っていると、選手同士で注意の言葉が出てきます。

私はミスしたことは叱りません。ミスしているのは指導者の指導力不足です。しかし、選手がボーっつとしていると私は叱ります。

県立高校の部活は、今週から中学生受験者の「後期試験」、試験前休み、試験中休みと約3週間の長い休部期間に入ります。この期間中の体力維持が大きな課題です。一応やるべきことのメニューの指示は昨日出しました。3週間後に体力が何とか維持されていると良いのですが...。

高校の部活休部期間中は、浦安市立中学校男子バレー部の指導の再開です。中学のチームは市川・浦安市地区大会で県新人戦に第3位の結果で出場できませんでした。あと1セット取っていれば第2位で切符を取っていました。この時は、スタメンの1人が当日になって風邪で出れなかったのです。どのチームも層は薄く、スタメンの1人でも欠けるとチーム力は相当落ちます。交代要員のレベルを上げたいのはやまやまですが、一般的な公立中学の部活の練習時間は一般的な高校部活の凡そ半分です。土日の練習試合で技術や戦術を学ばないとチーム力は上がらず、クラス対抗戦になってしまいます。

きょうのブログは、長くなってきたので、きょうはこの辺で失礼します。

我が国の部活の今後の在り方については、文科省の動きも視野に入れて、3月上旬に、このブログで私の考えを申し上げたいと思います。

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