2010年10月24日日曜日

10/21(木)、22(金) 足利市ママさんバレーチーム訪問(5)(6)




 今月は、本当によく足利市に来ている。地元のスポーツ店の依頼で11月上旬まで計10チームへの個別指導を依頼されている。21日は2チーム合同での指導となった。多くのチームから、要望としてフォーメーション理論を確認したいという申し出が多い。


 私の指導スタイルとしては、フォーメーション原則を示し、そこに自分のチームの特徴を生かしたフォーメーションを作ることを提案している。コート上9名全員が1/9ずつ責任範囲を決めるのでなく、得意の人にはその範囲を広くすることがポイントである。そして、ベンチにいる最大3名のプレーヤーを補欠という名称でなく、12名全員がレギュラーと言う考え方でプレーすることが大事と考えている。そのためには、1人1人が得意のプレーを持たなければいけない。スペシャリストが12名いるという考え方とも言える。更に、ママさんバレーは10年、20年以上楽しめる息の長いスポーツなのであるから、1人2ポジションをこなす時間的余裕もある。20日の千葉市の大会で我がチームが辛うじて3勝できたのも、3試合目の2セットからフロントプレーヤーのレフトとライトのアタッカーを入れ替えたことが功を奏した。2試合を終えて、レフトアタッカーが下腿三頭筋の筋痙攣で動きが鈍ってきたのを見てとった私は、携帯メールでライトアタッカーとポジション・チェンジを指示した。今までのレフトアタッカーと打球のタイミングと球質が違うスパイクに面食らった相手チームにミスが生じてきた。もっとも、普段の練習、練習試合からポジションチェンジを経験させておくことが前提条件となる。
 21日は、10時半に遅い夕食をとり、市内のビジネスホテルに宿をとった。
22日は、市内でベスト4常連のチームと言うことで、要望事項も具体的に「チーム・レセプション(サーブレシーブ)」と「ブロックとディグ(スパイク・レシーブ)の関係」の2つが出てきた。このチームは高校での経験者が多いと見受けた。ある程度は上手なのであるが、体力が不足している。普段のボールを使用した練習だけでなく、自体重を使った簡単な筋トレの必要性を提案した。練習を21時30分に終え、最終の東武線に飛び乗って千葉県船橋市の自宅に着いたのは日付けが変わった0時20分であった。
(画像は3チームとの集合写真。21日の2チームの練習時には各チームの男性コーチも参加した。この2名の男性コーチが熱心な方達で練習効率が随分と上がった。) 

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