今月から5月上旬にかけて、高校、中学と関東大会に向けての地区予選会が始まります。
まずは、県立高校女子チームが来週土日に地区代表2校の枠を目指して14チームで挑みます。我がチームは実力4番手ですが、出足が鈍いのはいつもの通りです。
試合前に、彼女たちは必要以上に緊張します。そして、コートに立つと、失敗しないようにプレーします。私は、前半では、失敗しても良いから「トライして、ナイス ミスをしなさい」と言っているのですが、ナイス ミス(積極性のあるミス)どころか凡ミスを連続してしまいます。
何か「魔法の言葉」を彼女たちに与えなければなりません。
今回は、言葉ではなく、あるプレーをやらせます。
それは、ゲーム最初のプレーを慎重にソロソロとやらずに、思いっきりやることです。例えばスパイクでは、ブロックを避けずに指を狙って思いっきり当てていくことであったり、サーブであれば、エンドラインを狙ってネットインサーブを敢行すること、または通常はエースにセットするところをクイックから入ることなどです。
野球でいうと、1番打者がピッチャーから投げられた初球を積極的に打ちに行くことです。
おっかなびっくりやってミスよりも、ドカンとやってミスする方がダメージは少ないです。ましてやゲームの始まりです。大勢に大きな影響はありません。ドカンとやってスッキリして肩の力が抜ければ、その後は実力通りのプレーができると思います。また、得点でもすれば、幸いです。選手の勇気にバレーボールの女神さまがボーナスをくれたものと受け止めます。
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