私の転勤?じゃない。会社の同じ課の2名が仙台と厚木の各営業所に転勤となり、昨夜は第2回目の送別会であった。実は、私は転勤を経験したことはない。事業部を変わったことは2度あったが、勤務地を替わったことはない。仕事の内容もバレーボールの比重が高く、最近はその他の業務も重なり、今回は転勤していく彼らの仕事も引き継ぐ。定年まであと2年半の私の双肩に仕事が増えていくということは・・・、この年寄りに仕事が頂けるということで喜んでいいことだと考えている。
昨日から、スパイクレシーブ・フォーメーションをまとめ始めているが、改めて参考書としてセリンジャー氏の著作を読んでみて、その内容の密度に感心している。スパイクレシーブ・フォーメーションは、フロア・ディフェンス・フォーメーションともいえるが、ブロックとスパイクレシーブ(ディグ)の関係性で成立している。代表的なフォーメーションに、プレーヤー・アップ(バックの一人がコート中央に上がり、主にフェイントやチップをレシーブし、他のバックプレーヤーはバックに位置する:マン・アップや6-UPとも言いスタートポジションは3・1・2型となる)とプレーヤー・バック(バックの一人がエンドラインの方に下がり、他のバック2人はコートサイドに残り位置する:マン・バックや6-バックとも言い、スタートポジションは3・3型となる)がある。我が国の中・高の女子バレーには3・1・2型が多いが、全国大会に行き速攻・コンビネーションの攻撃型のチームと対戦するとレシーブの上がる確率が下がってくる。私が外部コーチをしている今年度春高バレーやインターハイでベスト8の成績を上げている高校女子チームもその例に違わず3・1・2では限界がある。相手によっては、フォーメーションを3・3に変更する場合もあるし、同じチームとの対戦でも変更を数回やることは上位(ベスト4以上常連)入賞のためには身につけるべき必要な戦術と考える。持ち駒が豊富なそのチームであるならば、あるフォーメーションンが得意なプレーヤーをそれぞれ育成しても良いであろう。3・3型では限界でのレシーブ、スライディングやダイビングレシーブのできるプレーヤーであることが前提となる。いずれにしろ、指導者にそのことを理解していただくことが外部コーチである私の仕事である。3年前は、ブロックの重要性を理解して頂き、ベスト4に入賞できた。今度も理解して頂けるかどうかで来年の春高バレーの決勝進出がかかっている。ブロックのフォーメーションがスパイクレシーブのフォーメーションを関係づける。ブロックとスパイクレシーブが有効に関係してフロア(コート)・ディフェンスが成立する。
今夜は、千葉県ソフトバレーボール連盟主管で、日本協会主催の「ソフトバレー・リーダー養成講習会」講師で派遣されている佐々木先生との会食がある。
(画像は久しぶりに送られてきた花屋のKさんからの画像です。高麗の巾着田に曼珠沙華を見に行き撮ってきたとのことです)