今夜が最終回であった。1回だけビデオ予約が無効で見れなかったが、山崎豊子原作を忠実に再現しているように思われた。最終回で、近畿商事の恩人である大門社長に退陣を迫り、同時に社長の座を射止めている主人公の壱岐も自分から退陣するところが清冽である。
人の引け際のタイミングが示唆されている。落ち目になっているときでなく、上昇期にこそ後進に道を譲る気概が大事と壱岐は語る。若手に試練を与え育ててきたからこそ言える言葉だ。私自身は後進を育てているつもりだが、果たして育て方は上手く行っているかどうかは自信がない。
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