13日、14日と週末の土日、群馬県の高等学校に山梨県、茨城県の女子バレーチームが集まった。3チームとも2月の春高バレー県大会予選においてベスト4で敗れたチームである。同じこの時期に代表校は、6日後に開催される春高バレー本大会でのゲームに期待を抱き猛練習を行っている。3チームとも今夏の沖縄インターハイと来年の春高バレーでの捲土重来を期して集まってきている。この合宿に私も1泊2日で参加した。
あるチームは、4月の入学予定者をスタメンに何名入れるかどうかで悩んでいた。結論は2人ということに落ち着いた。体の切れが戻っていないことを差し引いても、高校のバレーと中学のバレーとはまるでレベルが違うということが入学予定者には練習試合で分かったことと思う。新入生は、バレーが上手でも、学校生活に慣れるのに4,5ヶ月はかかる。スタメンでコートに入り、1年生の仕事もこなし、学校生活にも慣れるということは重圧が多すぎる。
4月末には新人を入れた最初の県大会が開催される。最上級生の新3年生達が新入生達を上手く導いていくか楽しみである。私の持論は、3年生と1年生とで「親子システム・ペア」を作り、チーム全体を運営していくやり方である。このシステムは、亡くなった渡辺泰行先生(中村高校元監督)から教わったものだ。1年生に問題が発生したら、親である3年生が手助けして解決してあげる、というシステムだ。女子の組織にはこのシステムが有効のように考えている。但し、ペアを組むペアリングには工夫がいる。レギュラー同士組ませない。同じ性格同士には組ませない。というところが、ポイントになろうか。
さて、明後日から春高バレー本番だ。私は、先ほど代々木の会場から帰ってきたばかりであるが、代々木会場での最後の王者になるのはどのチームであろうか。
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