訳すと「朝食を兼ねた会議」。
昨日、練習中にカンボジア・バレーボール連盟から電話連絡があった。
「明日の朝は、朝食を連盟の会長と一緒に採ってください。場所は、先生のお住まいの近くのホテルです」。
ブレックファースト・ミーティングというのは、映画などで見たことがある。忙しい上司と打ち合わせをするには朝食時が宜しいというのであろう。
ホテルに着いて、レストランを案内された。出された食事は、会長が自宅で作って持ち込んだフランス風サンドイッチであった。この国は、1860年代初頭から約100年近くフランスの植民地であったため食文化にフランスの影響が残っている。
極めつけは、フランスパンである。今朝、ホテルに持ち込まれた細長いバゲットというフランスパンは外側がパリパリ、中がフワッとしてして美味しい。このパンに色々な食材をはさんで食べる。
こちらの言葉では「ノンパン・パテー」と言う。ノンパンはスナックという意味で、パテーは、その名の通りパテ。はさむ食材はハム、葱、パパイヤとにんじんの千切りのピクルスなど。いわゆる、カンボジアン・ファスト・フード。屋台でも売られている。
それにしても、食事をしながらの話し合いというのは、食事の方に神経が行くのか、話の内容に緊迫感が薄い。私の日頃の練習は順調かどうか尋ねられただけで、ほとんどの時間は最近のプノンペンは高層ビルの建設が多くなったというような世間話に始終した。
0 件のコメント:
コメントを投稿