昨夜、民放のTVを観ていましたら、突然、次期全日本男子監督に25日の理事会で選出、承認されたばかりの人物の顔が映し出されました。
新監督が、早速、何か動き出したかな?と、期待して観ていましたら、交通事故を起こしたニュースでした。
本日の日刊スポーツ紙によると次のように記事が載っていました。
『9日午後3時40分ごろ、広島県庄原市東城町帝釈宇山の中国自動車道下り線で、来春からバレーボール男子日本代表の新監督に就任する中垣内祐一氏(49)が運転する乗用車が、道路工事の車線規制で車道にいた警備員の男性(41)をはねた。広島県警高速隊によると、男性は搬送され、腎臓や大動脈を損傷し、頭頂部を切るなどの重傷。中垣内氏も右目の上を切る軽傷を負った。アルコールや薬物は検出されていないという』
http://www.nikkansports.com/sports/news/1736053.html
はねられた警備員の方が大事に至らぬように祈っています。
相手の方が重症(死亡)ということですと、彼は刑事上の責任として業務過失致(死)傷害罪に問われます。そして実刑判決となります。相手が軽傷でしたら、示談を成立させ、不起訴処分になるのですが。
それにしても、全日本の監督は、日本のバレーボール関係者の期待を背負っている人物です。政治家ほどではないにしても、言動には十分に注意をしなければなりません。
私も今年7月まで東南アジアのカンボジア王国男子ナショナルチーム代表監督として2年間カンボジアの首都プノンペンで過ごしてきました。私の言動はアパートの大家さん、送迎用の専用車の運転手、居住地の住民、そしてメディアに監視されていたと思います。
ナショナルチームの指導者は、多くのファンや協会関係者、更には市民、国民に国際大会での期待を担っています。期待はプレッシャーですが、私にとっては、期待されるのは張り合いになることなので、そのような期待プレッシャーは大歓迎でした。反面、日常の言動や行動が制限されます。そのことがストレスでした。しかし、そのストレスも代表監督という任務のなかのことですからこれは辛抱しなければなりません。
代表監督への年俸というのは、現場での活動だけでなく、現場外のそのような不自由さにも支払われていると理解していました。夜の外出を控え、アルコール類も控えめにし、お付き合いする人物も身元が確かな人に限定、一人での行動も近場に限定して、仕事でも遠出は専用運転手付きの車で移動しました。
私のストレス発散法は、バレーボール指導法の研究です。もっと効率的に合理的に選手たちが上手になる練習法はないものか、あれこれ考えるのが好きです。カンボジアでは、夕方になると、近くのカフェやレストラン、日本居酒屋に行き、ビールを飲みながら、お店の店長とお喋りをするのが好きでした。
日本に戻って、ストレスはほとんどありません。毎日、1時間はメールへの返事と資料作成、2時間はバレーボールの研究、そして2時間は英語力を高めるための学習を行っています。夕方からは、週5日間、高校女子バレーの指導、週1回のママさんバレー指導に通っています。
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