5月から外部コーチとして指導してきました浦安市立富岡中学新チームが素晴らしいスタートを切りました。
8月26日、27日の両日「平成29年度千葉県西部地区バレーボール大会」が、浦安市内の中学校と浜体育館にて開催されました。
男子の出場チームは40チームで、千葉市、市川市、船橋市、習志野市、松戸市、香取郡、東総、柏市そして浦安市と西部地区と言っても、結構広範囲の地域から出場していることに驚きました。
出場チームの中には、7月に行われた千葉県中学校総合体育大会(兼関東大会予選会)で優勝した千葉市立曽我中学校はじめ、その時の県大会に出場した9校が含まれています。
それらの強豪の中で、我がチームは第3位という立派な成績をあげました。素晴らしい子供たちです。特筆すべきは、我がチームには前年度(先月の県総体時)のスタメンが1名しかしなかったにもかかわらず、勝ち進んだことです。
もう少し冷静に分析して、別の視点から結論から言いますと、前年度のチーム成績があまり参考になっていないということです。これは千葉県男子バレーの特徴です。この点は、富岡中学が5月の県大会に数年ぶりに出場した時にも私が感じた点です。
過去8年間の県大会ベスト8を調べてみたところ、安定して入賞しているのは松戸市立第一中学校のみで、他は毎年のようにチームが入れ替わっています。その背景にあるのは、指導者である顧問の異動が高校よりも短期になされていることや顧問がバレー指導の専門知識不足、教務や公務に追われ指導時間の余裕がないということなどです。
では、ベスト8に入っているチームに共通している点は、何でしょうか?
それは、小学生バレーチームとの連携が取れて、安定的に毎年複数のバレー経験者が中学に入学している点です。
従って、中学男子の勝利の方程式(対策)がこれらから導き出されます。
1.地元の小学生バレーチームとの継続的連携
2.顧問の指導時間の短さを補う外部コーチ制度の活用
富岡中学男子バレー部は、以上の対策が功を奏し始めたということが言えます。
子供たちは、誰でもバレーボールを楽しめるようになります。その環境を整えることが教員、親、地域の大人の務めです。
0 件のコメント:
コメントを投稿