2008年2月21日木曜日

個人登録制度 その2

 朝日新聞などスポーツ欄トップに載った2月15日の記事は随分と大きな波紋を呼んでいる。日本バレーボール協会もこの記事に対して早速対応している。以下は登録している全員にメールで連絡している内容だ。私にも同様の内容で配信された。 


【指導・登録・規則部渡邉 孝様(メンバーID:503385074)】
2007年度・個人登録の皆様へ今年1月18日より、毎日新聞、朝日新聞、日本経済新聞での個人登録関連記事に付いてご報告申し上げます。(財)日本バレーボール協会としては、個人登録に付いてホームページでもお知らせしていますが、協会のIT化、個人登録により各カテゴリーの人数の把握、それを基に大会のあり方、各連盟の大会数の再編、数年後には受益者負担で大会の運営を目標に行っております。登録費の使用目的に付いてもホームページに全て明記して有ります。一部理解していない方の意見が載っただけで、(財)日本バレーボール協会の方針に揺るぎはございません。 以上

「一部理解していない方の意見が・・・」の件に関して一言申し上げたい。一部の方であっても理解されていない方がいるということは、だから今回のこのような記事掲載に発展し、理解されている方々にも混乱を大きくしてしまうという現象が出てくるわけだ。制度の目的、理念、メリットを理解できない愛好者が悪いのではなく、誰でも理解できる納得できる説明責任がJVAに求められている。2年前の世界選手権の経営赤字、昨年のワールドカップでの成績不振、これに今回の個人登録制での愛好者減ということになったとすれば、現執行部の責任問題に発展する恐れが多分にある。JVAのきめ細かな説明責任を切に望み、5月の全日本女子と男子の北京オリンピックアベック出場と行きたいものである。
 この4月から個人登録制をスタートさせる日本ソフトバレーボール連盟は、今月の26日に東京でこの件に関して再度会議を開催し対処を検討する。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

なるべく、お金がかからないで楽しめるような仕組みでお願いします。
チームのなかにも、連盟登録という言葉を重く考えてしまう人もいます。

わたなべ たかし さんのコメント...

渡邉です。匿名さんのコメントで考えています。『お金と楽しみかた』には大きく 次の4つがあるのかな。お金をかけないで楽しむこと、お金をかけて楽しむこと。お金をかけなくとも楽しめること、お金をかけなければ楽しめないこと。私たちが考えなければいけないのは、「お金をかけないで楽しむことよりも、お金をかけなくとも楽しめること」をまず考え、工夫することではないか。その上でもっと楽しもうということで周りの賛同を得られれば、その楽しみを享受するに足るだけのお金を出しましょう、ということかな。
 連盟組織は、愛好者を支援する組織です。一部の役員には『上意下達』が役員の任務と
勘違いしている人がいますが、役員は漢字の通り「愛好者の役に立つ人」でなければいけません。従って『下意上達』も含めて、役員には、バランス感覚が要求されます。