最近、東京近辺でバレーボール指導の「出前コーチ」を行っている。対象は専門的なコーチのいないママさんバレーチーム。昨日は、神奈川県大和市バレーボール協会傘下の家庭婦人の部理事長さんのチームを訪問した。20歳代から50歳代まで幅広い年代で構成されているママさんチームで15名ほどがメンバーであった。会場は大和市総合体育館。
メンバーの中には驚いたことに教え子が1名いた。「4年前に大和南を卒業しました」と挨拶されて思い出した。小柄で中学生みたいな幼い顔立ちの高校生でレシーバーをやっていた子だ。現在は2歳児の母親ということでまた驚いた。ママさんチームでのポジションは高校時代やったことのないセッターをやっていた。
途中から、協会役員の重鎮が6名ほど集まってきて私の指導ぶりを見始めた。その中に知っているママさんの顔があった。「渡邉さん、2階席に娘がきています。今はビーチバレーをやっています」。2階席を見ると確かにこの子も大和南の卒業生だ。
高校部活を卒業してもバレーボールを継続してやっている子たちがいる。大和南高校の監督の飯塚先生の指導の賜物ですね。バレーボールが嫌いだったら、いいえ、指導者が嫌いだったらそのスポーツ種目を続けることはないですからね。さすが飯塚先生、好かれている!
練習休憩中に、体格が良い一番若い役員が私に近寄ってきた。私の教え子だと言う。松蔭短期大学で20年前にお世話になりましたと言う。ああそうか・・・その時の監督が元日立女子の本島千代子さんであったことが思い出された。そして、月日は流れて、本島さんの次男坊が東亜学園に入学して東洋高校のライバルになっている・・・。それにしても、私の教え子というか、教え子になっていただいた、私と遊んでくれた彼女達に3人も同時に再会できたことに感謝である。
良き教え子は良き指導者を育てる。
(画像は、愛読者のF.Kさんから送られてきた墨田区に建設中のスカイ・ツリー。高さは既に東京タワーを抜いている。連休中に浅草の方から撮影したということです)
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