2010年5月15日土曜日

関東高校大会予選会開幕


 来月の6月4日~6日(日)に開幕する関東大会は、男子が東京都の町田市にて、女子は群馬県前橋市にて開催される。先週から1都7県にて予選会が始まった。東京都男子で波乱があった。優勝は春高で初優勝の東洋であったが、全国大会常連の東亜学園が早稲田実業にフルセットで不覚を取り、ベスト8止まりの結果となった。従って、この後のインターハイ予選での対戦は今回第2位の駿台学園とベスト4を賭けて対戦することになる。どちらも全国ベスト16以上の力を有しているだけに、どちらかのチームが4つを前にして消え去るのは何とも惜しい。
 さて、今週の5月13日(木)に山梨県の関東予選会兼県総体(学校対抗戦)に出かけてきた。男子は甲府工業、女子は増穂商業が優勝。2位は日本航空がアベックで入った。会場で甲府工業の前監督の三井先生や山下県協会会長にお会いし、懐かしいお話がたくさん出た。三井先生とは先生が筑波大学の学生の時からのお付き合いであるが、髪型は白髪が交じってきたものの体形はスリムで全く変わらない。現在は、県体育協会で強化全般を担う要職に就いている。「現場に戻りたい」との気持ちはますます膨らんでいることであろう。しかし、スポーツ行政を経験しておくことは、この後現場に戻っても大きなプラスになってもマイナスになることはない。優秀な人材なので、更に大きく羽ばたいて頂きたい。
 女子の試合を観戦した。増穂商業は安定した試合運びで終始リードして他校に付け入る隙を与えない。全日本ユースのエースでもある増穂商業の金子選手は、バランスの良いフォームとパワーでひと際目立っていた。準優勝の日本航空は新入生を入れて溌剌としたプレーをしていた。インターハイ予選ではこの2校を中心にベスト4のリーグ戦で代表が決まる。リーグ戦と言うのはトーナメントと違い戦い方に戦術が駆使される。どのゲームに集中させるか、また途中で怪我人が出た時のリスクマネジメントをどうするか、監督の手腕が問われるところである。
 明日は、群馬、茨城、東京都女子、神奈川県にて代表が決まる。私は神奈川県に行ってくる。

(画像は山梨県関東予選会男子の部で優勝した県立甲府工業高校が応援団から祝福のエールを頂いている場面。甲府工業高校は各クラスから応援団員が選ばれ伝統的なスタイルを守っているとのことを三井先生からお聞きした。お腹に響く太鼓の音とともになかなか勇壮で見ごたえのある図であった)

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