2010年7月16日金曜日

7/12(月) 大和市ママさんチームにミニ・クリニック


 大和市家庭婦人連盟のチームを訪問するミニ・クリニックも今回で4チーム目となった。会場は大和スポーツアリーナ。夕方6時には会場設営を始め、6時15分にはウオーミングアップも始まり、9時には退館となる。今回のチームは、昨年度までは市内でもトップを形成してきたチームであったのであるが、ここのところ怪我や病気などで、メンバーを大幅に入れ替えたばかりという。慣れないポジションでのプレーは上手くいかず、練習試合などで調整中ということだ。

 41回目を迎える「全国ママさんバレーボール大会」は、今週末から群馬県前橋市にて開催される。本日(7/16)の朝日新聞には各都道府県からの代表チームの横顔が紹介されていた。その中の山梨県代表チームは、「全員ポジション変更に対応」とあった。これは、素晴らしい。どうも、一般のママさんたちは、9人制バレーボールを「ポジション固定制」のスポーツと勘違いしているようだ。9人制バレーは「ポジション・フリー制」である。サーブを打つ前から、コートのどこにいても、いや、コートの中にいなくとも反則ではない。ママさんバレーは息の長い生涯スポーツである。3年間、一つのポジションを経験すれば、ほぼそのポジションをマスターできる。そして、違うポジションにもチャレンジして、複数のポジションを経験することでそのプレーヤーの幅が広くなる。チーム内で病気や怪我、ご主人の転勤、ヤングママのオメデタ(ご懐妊)という事態があっても、チーム力は急速に低下するということはない。もう一つのポジションを経験することで、そのポジションの難しさも理解でき、思いやりも生まれる。是非とも、複数ポジションにチャレンジして頂きたいものだ。

 そのようなことも、述べながらチーム指導を行っていった。途中で大和市家庭婦人連盟会長御一行が練習手伝いに見えて、ムードは更に盛り上がり、ゲーム練習に入っていく。今回のチームのメンバーは、聞く態度が素晴らしく、こちらも普段言わないような、自分でも納得できる言葉が次から次と引き出された。
(画像は今回のミニ・クリニック対象チーム。あれだけの集中力のあるチームですから、1年内に、またAクラスに復帰できると確信しました。がんばれ~)

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