先週の木曜日から船橋市内の千葉県立高校女子チームを外部コーチとして指導し始めました。
ここ10日間、インターネットの調子が良くなく、このブログの更新が遅れてしまいました。
高校女子チームを毎週5日間指導するのは6年ぶりぐらいです。その高校は県内でも有数の進学校です。私が指導を引き受けた経緯を簡潔に述べます。
先月末に、千葉県内にある大学の女子バレーボール部のコーチを辞去しました。理由はここでは述べません。その2日後に、私のパソコンに1通のメールが入りました。私が住む船橋市ににある高校の女子バレー部の父母の方からでした。その方は浦安に住んでいるのですが、浦安市のバレーボール協会の役員の方から私の存在を教えて頂いたということです。
顧問の先生とも相談して、子供たちのために外部コーチに就任していただけないか、という文面でした。チーム力は、県大会に出れないレベルであるが、子供たちは意欲がある、顧問の先生もバレーの指導を学習したい、と切々と訴えていました。
謝礼は出ないが、交通費は出せるという条件でした。
私としては、これも何かの縁として捉えて、翌週にご父母の代表2名と市内でお会いしました。そして引き受けることにしました。10日後に顧問の先生が校長先生から口頭で承認を頂きました。私としては、正式に「委任状」を頂きたかったのですが、千葉県教育委員会には正式に外部コーチに「委任状」を発効するシステムがないようでした。
そして先週の木曜日から指導を始めたところです。昨日の日曜日には、市内の高校と練習試合を行いました。6セット行って、我がチームの得点は最高16点でセットは取れませんでした。それでも、現状を把握できました。我がチームは弱いのではなく、戦い方を知らないだけなのです。
さっそく、本日の練習ではフォーメーション理論をホワイトボードに描いて説明し、我がチームに適切なフォーメーションを紹介しました。そして、オフェンス、ディフェンスのフォーメーションとシステムを実技で説明しながら練習しました。
サーブレシーブは3.5人で行うようにしました。また、ブロックシステムは2名で構えて、跳ぶのは1枚にしました。つまり2・1・3のフォーメーションからブロックとディガーとの関係(システム)は1・1・4にしました。リベロはいません。代わりに専任レシーバーを配置しました。
攻撃ではフロント2名のスパイカーしかいませんので、バックセンターの位置からバックアタックを加えました。
子供たちは、新しいレセプションのフォーメーションをすぐに理解しました。今までのW型のフォーメーションですと、レシーバーが前後に並んでいるので、レシーバーの間に飛んで来るサーブに対応するのは難しかったようです。新しいレセプション・フォーメーションではボールの飛んでくるコースに対応すればよいので、お見合いなどなくなり、誰がレシーブするのか判断が早くなりました。
次の日曜日にも他校と練習試合を行いますので、新フォーメーションの効果を確認する良い機会です。
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