2017年1月10日火曜日

Jan.10, 2017   春高バレー女子決勝戦

春高バレー女子優勝の下北沢成徳の小川監督について。

小川監督の指導は世界を見据えて生徒を育てています。その表れがエースの黒後選手の使い方に見て取れます。彼女クラス(180cm 最高到達点305cm)の選手は世界には普通にいます。ですから、彼女にはリベロと交代させないでサーブレシーブもやらせています。

世界のベスト8クラスのチームの平均身長は190cmです。最高到達点は、手元に正確なものはありませんが、Vリーグの外国人選手の最高到達点は310~320です。約10cmは世界よりも低いのです。

高さでは、勝負するのは厳しいということです。

私のナショナルチームへの新技術開発の提案の1つは、ボールコントロール技能の向上です。そのことで、ボールコンタクト2本目からでも攻撃できます。レセプション=セット(トス)にすることです。

そのためには、全員がセッターの基本技能を身につけていることが必要です。ワンセット(ワントス)で上がってきたボールを攻撃したり、空中での攻撃のフォームから他のスパイカーにセットする技能が必要です。

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