2015年7月31日金曜日

31,July 2015 It's raining in Phnom Penh

夕方になって、空が曇って来たかと思うと、突然、滝のような大雨が降ってきました。しばらく1時間ほど続いて、今は小雨です。
(アパートメントの私の部屋のベランダから市内を見たら、雨が靄のようになって遠くまでは見渡せない)

プノンペン市は、やっと本格的な雨季に入ったようです。雨季と言っても、一日中雨が降っているわけではなく、夕方近くになって15分ほど、長くとも30分程度スコールのように降る日が10月末まで続きます。

雨が降った後は、気温も下がり、少しの間は、快適です。

明日の夜には、アシアナ航空、インチョン経由で日本に一時帰国します。2日の朝、成田に着
いて、直ぐに大阪に移動します。明後日は、インターハイ男子会場の舞洲体育館にいます。ホテルはまだ予約していませんが、1人ぐらいどこか宿はあるでしょう。

30,Jun 2015 2015 Men’s African Nations Championship Final

エジプトの首都カイロで開催されていた第20回CAVBアフリカ男子バレーボール選手権大会2015が閉幕しました。

ワールドカップにアフリカ代表で出場する国は、一昨日の準決勝の時点で、既にチュニジアとエジプトに決定していました。本日は、3,4位決定戦と、ファイナルの試合でした。

優勝は、開催国のエジプト(6大会連続8回目の優勝)、準優勝はチュニジアでした。チュニジアは、ワールドカップ行きを決めてホッとしたのか、疲労が重なったのか、開催国の声援に気後れしたのか、ストレート負けでした。
これで、日本とは最初のゲームで当たることになります。

チュニジアは、恐らく大会開催2日前ぐらに日本に入るでしょう。というのも、予算がある国のチームは、遅くとも大会1週間前には、日本に入り、日本のトップチームと調整練習試合を

チュニジアの監督とは、日本で会いましょう、とメールで約束したのですが、日本に私が帰国するかどうかまだ決めていません。実は、9月にはタイランドのバンコクで、FIVB主催のコーチコース(レベルⅢ)が開催されます。私にとって、このコースにはアセアン諸国からナショナルチーム関係者が多く集まるので、アセアン(東南アジア)諸国のバレー事情を知る良い機会なのです。どちらか選択しなければなりません。

アフリカ男子選手権大会の結果は下記の通りです。モロッコ、アルジェリアも、ここのところ安定的に3位、4位を維持しており、近々世界に出てくる可能性を持っています。


2015年07月22日(水)~07月30日(木) エジプト・カイロ
07月30日(木) 第8日 3位戦・決勝戦

  3-4位 モロッコ - アルジェリア 3 - 1 (21-25, 25-19, 25-21, 25-20) 96-85 15:00
  1-2位 エジプト - チュニジア 3 - 0 (26-24, 25-18, 25-21) 76-63 17:00

<最終順位/第8日>

1位 エジプト ☆
2位 チュニジア ☆
3位 モロッコ
4位 アルジェリア
5位 カメルーン
6位 ルワンダ
7位 ボツワナ
8位 ケニア
9位 モーリシャス

※上位2チーム☆印がワールドカップ(2015/日本)に出場。

2015年7月29日水曜日

28,July 2015 チュニジア男子バレーボールチームが日本にやってくる

Tunisia won the semifinal of Men's African Nations Champs over Algeria in grueling tiebreaker 3-2 (19-25, 25-22, 27-25, 21-25, 15-12) lasting 121 minutes.

アフリカ・バレーボール連盟のホームページを見て、チュニジア男子が準決勝でアルジェリアに勝利して決勝進出を決めました。

同時に、日本で今秋開催されるワールドカップの出場権も得ることができました。自分のことのように嬉しいですね。早速、先ほど、監督のファティに祝辞を送りました。

明日は、優勝をかけて開催国のエジプトと対戦します。敗退すれば、アフリカ第2代表としてワールドカップに出場して、ワールドカップ初日のゴールデンタイムの時間に日本と対戦します。初日ということは、まだ時差が残っていますから、アフリカ第2代表には決して有利な組み合わせとは言えません。

いずれにしろ、日本のフアンは日本への声援と同じように温かい声援をアフリカ代表や出場国に送ってくれると思います。それがスポーツ先進国です。

下の写真は、私が39年前にチュニジアで指導していた頃の写真です。選手達は、今は、皆55歳以上ですね。・・・私より年上の選手も数名いましたね。練習は全て外でした。カンボジアと違うところは、外で練習していても、全員シューズを履いていたことです。

 
チュニジアに着いて、3日後には男子ナショナルチームアシスタント・コーチに就任しました。ところが、私を外そうとしているグループが既に存在していたのです。つまり、私が派遣される前からチュニジアバレーボール協会内で派閥争いがあって、日本からやってきた私を、すぐさま、第2の都市であるSfaxというところに左遷したのです。

しょうがないので、地元のチームを指導していましたら、そのチームが国内選手権大会で初優勝してしまいました。そうしたら、またナショナルチームに戻ってこい、ということになりました。そして、初優勝したそのチームを核にしたナショナルチームを編成し、翌月のアフリカ選手権大会に出場しました。私はほとんど何もしていませんでしたが、幸いなことに銀メダルを獲得しました。

2015年7月28日火曜日

27,July 2015  Tunisia complete semifinal line up at Men's African Nations Championship

グループ戦も終わり、いよいよワールドカップ出場2ヵ国が決まる佳境に入ってきました。
(写真は、モロッコのスパイクをディグするイズマイル選手。FIVB・HPから)

私にとって異国における第二の故郷であるチュニジアは、B組に入り、リーグ戦の結果、3チームが同じ勝敗で並びました。そして、勝ち点でかろうじて他の2チームに勝り、グループ1位となりました。もし、2位であったら、Aグループ1位のエジプトと準決勝で対戦するところでした。

エジプトとチュニジアは、長年30年ほど常に1位と2位を分け合ってきました。ここ数年は、アラブの革命などで両国とも満足なトレーニングを行えない状況下にあります。これらの2ヵ国だけでなくアフリカ大陸のスポーツは政治的にも経済的にも大変厳しい環境下にあります。

翻って、日本のスポーツ事情を見ると、日本は日本ならではの課題を抱えていますが、まだまだアフリカ諸国の事情と比べたら恵まれています。ボールだけ取り上げてみても、ナショナルチームでさえ、まともなボールを使っていません。

さて、アフリカ選手権大会の話題に戻りますと、27日に準決勝戦がありますので、この試合で勝った2チームが9月に日本で開催されるワールドカップに出場する権利を得ます。チュニジア、エジプトの伝統国が順当に勝つか、はたまたモロッコ、アルジェリアの新しい風が吹くのか、明日になればわかります。



<順位/第5日>
【A組】
3-0 8 9/2 エジプト ☆
2-1 7 8/3 アルジェリア ☆
1-2 3 3/6 ケニア
0-3 0 0/9 ボツワナ

【B組】
3-1 10 11/04 チュニジア ☆
3-1 09 10/04 モロッコ ☆
3-1 08 10/05 カメルーン
1-3 03 03/09 ルワンダ
0-4 00 00/12 モーリシャス
※上位2チームがワールドカップ(2015/日本)に出場。

<順位戦>
1-4位 エジプト
1-4位 チュニジア
1-4位 アルジェリア
1-4位 モロッコ
5-8位 カメルーン
5-8位 ケニア
5-8位 ボツワナ
5-8位 ルワンダ
9位 モーリシャス

<試合日程>

07月28日(火) 第6日 準決勝・順位戦

 1B-2A チュニジア - アルジェリア
 1A-2B エジプト - モロッコ

2015年7月26日日曜日

25,July 2015  飛躍するには発想を変えること

現在、アメリカで第23回FIVBワールドグランプリ女子バレーボール大会2015が8月02日(日) まで開催されています。

日本女子は、かろうじて予選でベスト6に残って、本選のアメリカ大会に移動しました。本日、日本はイタリアと試合を行いますが、今のところの結果は以下の通りです。

<順位/第4日>
4-0 12 12/02 アメリカ
2-2 07 09/06 中国
2-2 06 07/06 ロシア
2-2 06 06/07 ブラジル
1-2 02 04/08 イタリア
0-3 00 00/09 日本

順位を見ると、昨年の世界選手権で初優勝のカーチキライ監督率いるアメリカと2位の郎平(ランピン)監督率いる中国が、やはり強いですね。どの国も、今年8月末から日本で開催されるワールドカップ(上位2ヵ国がリオ・オリンピックの出場権を得る)を意識しながら、つまり、手の内を隠しながら、新戦術を試してみたり、競争心をあおるために新人を投入したりしながら、戦っているのでしょう。

日本開催でのワールドカップでも、女子は、アメリカと中国が軸になって、そこに日本女子が割り込んで行って・・・という激しい戦いが繰り広げられるでしょう。

何か、タイトルとは程遠い内容になってしまいました。いや、あながち、そうとも言い切れない面もあります。結果論ですが、アメリカ女子と中国女子は監督が現在の監督に交替してから強くなってきた背景には、彼らが発想を変えたからです。

2つのチーム共通しているのは、チーム内での激しい競争です。合宿で助け合ってチームワークを作りながら、一方でチーム内でライバルと熾烈な戦いを行わせる。監督として愛情と非情と両方を持ち合わせていなければ、できないことです。

決して新しい発想ではありませんが、一般的な指導者はどちらか一方に傾いてしまいがちです。私にも経験がありますが、ナショナルチームから去っていく選手を見送るのはつらいものです。

24,Jun 2015 報告書の完成

先月シンガポールで行われた東南アジア競技大会の報告書が完成しました。

1週間前にほぼ完成していましたが、読んでいただくことを念頭に置きながら、画像も追加して校正をしていましたら1週間経ってしまいました。ページ数も当初より増えて57ページになりました。

今回の大会では、シンガポールバレーボール協会が詳細な個人技術(パフォーマンス)データとチーム・パフォーマンス・データを出してくれましたので。それらのデータを元に、我がチームの各技術を分析しました。

勿論、データで把握できないものも沢山あります。カヴァーリング、闘争心、コミュニケーションなどは私の観察から得たものを評価としてこの報告書に載せています。データは、完璧ではありませんが客観的な評価、私の観察は主観的な評価と捉えています。

クロージング(まとめ)では、今回の国際大会での経験に加えて、この国で私が1年間活動して得た知見も含めて、今後のカンボジアバレーボール連盟の課題を8項目にまとめました。勿論、これらの8項目は私の今後の活動課題でもあります。

①海外遠征の実施
②国内指導者(コーチ)の資質の向上
③練習環境の整備
④スポンサーの獲得
⑤国内リーグ戦の創設
⑥強化事業本部の充実
⑦2023年カンボジアで開催される東南アジア競技大会への対策
⑧短期・中期・長期における目標

2015年7月24日金曜日

23,July 2015 アフリカ男子バレーボール選手権大会が始まった

第20回CAVBアフリカ男子バレーボール選手権大会2015 (2015 Men’s African Nations Championship )が昨日から始まりました。

なぜ、アフリカの話題を出すのか?

40年前に、私はアフリカ大陸の最北端にあるチュニジアに青年海外協力隊員として派遣されていたからです。そして、協力隊員としては珍しいケースで、初めからナショナルチームのコーチに就任という若干23歳の若者には荷が重いものでした。

派遣された翌年にアフリカ選手権大会がチュニジアの首都チュニスで開催されました。私は、ベンチに座っているだけでしたが、銀メダルを獲得しました。チームは、現在ではオリンピックに6度、世界選手権には8度、ワールドカップには7度出場しています。世界大会ではFIVBランキングで11位から13位あたりが定位置です。ランキングが日本より良いのは、ここ6年間でワールドカップ、オリンピック、世界選手権大会、ワールドリーグと主要な大会全てに出場しているからです。

2年間という短い期間でしたが、その時の経験が、その後の私の人生を決定づけるものとなりました。当時、お世話になった協会の事務局長が、現在の男子ナショナルチームの監督です。2012年のロンドンオリンピックにも監督として出場しています。彼とは、時々facebookで連絡を取り合っています。

アフリカからは2チームが代表として、今年の9月に日本で開催されるワールドカップに出場します。
チュニジアは、ワールドカップでは日本に2度勝利しています。現在の実力は、日本と互角程度です。

アフリカ代表の予想としては、エジプトとチュニジアが代表最有力候補ですが、さてどうなりますか?
選手権大会兼ワールドカップ予選会は、本日より7月30日(木)まで エジプトの首都カイロで開催されます。