現在、アメリカで第23回FIVBワールドグランプリ女子バレーボール大会2015が8月02日(日)
まで開催されています。
日本女子は、かろうじて予選でベスト6に残って、本選のアメリカ大会に移動しました。本日、日本はイタリアと試合を行いますが、今のところの結果は以下の通りです。
<順位/第4日>
4-0 12 12/02 アメリカ
2-2 07 09/06 中国
2-2 06 07/06 ロシア
2-2 06 06/07 ブラジル
1-2 02 04/08 イタリア
0-3 00 00/09 日本
順位を見ると、昨年の世界選手権で初優勝のカーチキライ監督率いるアメリカと2位の郎平(ランピン)監督率いる中国が、やはり強いですね。どの国も、今年8月末から日本で開催されるワールドカップ(上位2ヵ国がリオ・オリンピックの出場権を得る)を意識しながら、つまり、手の内を隠しながら、新戦術を試してみたり、競争心をあおるために新人を投入したりしながら、戦っているのでしょう。
日本開催でのワールドカップでも、女子は、アメリカと中国が軸になって、そこに日本女子が割り込んで行って・・・という激しい戦いが繰り広げられるでしょう。
何か、タイトルとは程遠い内容になってしまいました。いや、あながち、そうとも言い切れない面もあります。結果論ですが、アメリカ女子と中国女子は監督が現在の監督に交替してから強くなってきた背景には、彼らが発想を変えたからです。
2つのチーム共通しているのは、チーム内での激しい競争です。合宿で助け合ってチームワークを作りながら、一方でチーム内でライバルと熾烈な戦いを行わせる。監督として愛情と非情と両方を持ち合わせていなければ、できないことです。
決して新しい発想ではありませんが、一般的な指導者はどちらか一方に傾いてしまいがちです。私にも経験がありますが、ナショナルチームから去っていく選手を見送るのはつらいものです。
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