本日は、レセプション(reception;サーブレシーブ)におけるカヴァープレーに行きましょう。
まず、画像を見てください。リベロがレシーブしています。この瞬間、大事なのは...カヴァーです。リベロが、もしコートサイドにボールを弾いてしまったら、もしエンドライン方向にボールを弾いてしまったら、もしくはスパイクの助走路にボールを弾かれて来たら...。レシーバー以外の選手達は、仲間のミステイクをカヴァーできるように、自分たちの足の爪先をレシーバーのほうにしっかりと向けて準備しながら、次の行動に移ることが大事です。それが、ゲームでの繋ぎの基本です。
カヴァーを含めて、繋ぐために構えている選手は、セッターと画面では他の選手の陰に隠れていますが、クイックに入ろうとしている選手の2名だけです。カンボジアチームは、まだまだ改善の余地が沢山あるということです。カヴァーリング・プレーのような数値に出ないようなプレーが実は、大事なのです。地味なことを、緻密にやれるということは、集中力があるということです。次のプレーの予測が瞬時にできるということです。
仲間への思いやりがあるから、カヴァーできるわけではありません。思いやりで、そう簡単に仲間のミスをカヴァーすることはできません。カヴァーできるだけの能力がなければできません。そうやって、カヴァーし合うことで、思いやりが少しづつ育まれてくるものと私は考えています。
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