今夜は、船橋市のはずれ、ほぼ習志野市の近くにある大穴中学校を本拠地とする総合型地域スポーツ大穴クラブのソフトバレーの部の練習に行った。先週、私はお休みしたのであるが、それだけで「あら、わたなべさん、お久しぶり」なんて調子で声をかけてくる輩もいる。「わたなべさん、寂しかったわ・・」なんてひと声もあってよさそうなものだが、監督の私に似て皆さん一声にささやかに毒がある。もっとも、「寂しかった」なんてのも一寸気持ち悪いが・・・。
最近、若い人が4人入部した。これは6月に行った船橋市主催のソフトバレー教室(7回)の賜物。教室の会場を我々の本拠地の大穴中学校になるように市の生涯スポーツ課に働きかけた結果である。10年前は出場した市の交流大会や県大会、関東大会は優勝か準優勝であった。全国でも優勝した。最近は私をはじめメンバーがベテランになってきて平均年齢が上がってきた。練習で活気が出なくなってきた。
「部員募集作戦」はそんな状態の時に、今年度の市の教室の話がきた時に本拠地で教室をやろうとアイデアが出た。チラシも作り、地域の学校にも呼びかけた。100枚配布した。市の広報紙でも募集がかけられた。結果、18名が集まってくれた。
ソフトバレーは地域の100名に1名しかその存在を知っている人はいない、と私は認識している。船橋市ソフトの部も、千葉県連盟も、日本連盟も普及と広報の努力がまだまだ不足と感じている。楽しいから、特別な働きかけをしなくとも自然と愛好者は増えると一部の役員は考えているが、ことはそんな単純なものではない。まずは、広報活動だと私は考えている。ソフトバレーボールの存在をメディアを通じて多くの人に知っていただくことが必要だ。各都道府県には指導普及委員会はあっても、広報委員会はない。委員会でなくとも広報部のレベルでもよい、字の如く「広く報道し、知らしめること」が求められている。まずは身近の行政(生涯教育課とか生涯スポーツ課など)に働きかけ協同で教室開催の企画を相談されてはいかがであろうか。教室が開催されれば、受講者でチームやクラブを作るきっかけになり、そして地域の連盟ができていく。
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