全日本男子が、好成績を上げてくれました。嬉しい限りです。
イランに勝ったのは、5年ぶりだと思います。会場がイランの首都テヘランで勝利したことも高く評価されます。永遠に強いチームというのは存在しない、という当たり前のことに気づかされました。
今回の勝利の背景には、新たに全日本男子に加わった新たなコーチの加入があります。イラン出身のアーマツ・マサジェディ(アマド)アドバイザーコーチが新たに加わりました。アマドコーチは、ジュリオ・ベラスコ現アルゼンチン代表監督が、イランの指揮を執り急成長させた時期に、2年間コーチとしてその手腕を学んだ人物です。アマドさんの奥様は、実は、日本人です。従って、彼は英語の他に日本語もできます。そして、彼を全日本に紹介したのは、FIVBインストラクターであった私の友人です。その友人は、3月6日に52歳で急逝しました。
ベラスコ仕込みのアマドコーチの指導は、当初、選手達には戸惑いがありましたが、良いものは良いということで、新しいことに意欲的に取り組んできました。監督の南部さんは、世界のトップチームから日本はまだまだ学ばなければならないと考えています。彼のそのような謙虚な姿勢は、全日本男子バレーを、確実に成長させています。
(今回、急成長を遂げ4位に入ったカタールのブロックに挑む清水) |
日本は、この後、直ぐにイタリア遠征、ポーランド国際大会と移動していきます。世界のトップチームと戦いを繰り返すことで、欧州スタイルのバレーボールにも慣れてきます。今後の進化した全日本男子に注目です。
1-2位 イラン - 日本 1 - 3 (17-25, 22-25, 25-18, 22-25)
3-4位 中国 - カタール 3 - 2 (25-23, 25-19, 21-25, 24-26, 15-9)
<最終順位> (前回2013)
1位 (4) 日本 ※3大会ぶり8度目の優勝
2位 (1) イラン
3位 (3) 中国
4位 (11) カタール
5位 (5) オーストラリア
6位 (9) チャイニーズタイペイ
7位 (2) 韓国
8位 (6) タイ
9位 (10) カザフスタン
10位 (–) パキスタン
11位 (7) インド
12位 (12) バーレーン
13位 (15) スリランカ
14位 (17) クウェート
15位 (19) オマーン
16位 (–) トルクメニスタン
<個人賞>
ベストアウトサイドスパイカー1: Fayazi Damnabi Purya (イラン)
ベストアウトサイドスパイカー2: Zarini Hamzeh (イラン)
ベストミドルブロッカー1: Zhang Zhejia (中国)
ベストミドルブロッカー2: Sharifat Mostafa (イラン)
ベストオポジットスパイカー: Pirout Pour Farhad (イラン)
ベストセッター: 深津 英臣 (日本)
ベストリベロ: 酒井 大祐 (日本)
MVP: 清水 邦広 (日本)
<歴代優勝チーム>
第01回(1975): 日本
第02回(1979): 中国、日本3位
第03回(1983): 日本
第04回(1987): 日本
第05回(1989): 韓国、日本2位
第06回(1991): 日本
第07回(1993): 韓国、日本3位
第08回(1995): 日本
第09回(1997): 中国、日本2位
第10回(1999): 中国、日本4位
第11回(2001): 韓国、日本3位
第12回(2003): 韓国、日本6位
第13回(2005): 日本
第14回(2007): オーストラリア、日本2位
第15回(2009): 日本
第16回(2011): イラン、日本5位
第17回(2013): イラン、日本4位
第18回(2015): 日本
2位 (1) イラン
3位 (3) 中国
4位 (11) カタール
5位 (5) オーストラリア
6位 (9) チャイニーズタイペイ
7位 (2) 韓国
8位 (6) タイ
9位 (10) カザフスタン
10位 (–) パキスタン
11位 (7) インド
12位 (12) バーレーン
13位 (15) スリランカ
14位 (17) クウェート
15位 (19) オマーン
16位 (–) トルクメニスタン
<個人賞>
ベストアウトサイドスパイカー1: Fayazi Damnabi Purya (イラン)
ベストアウトサイドスパイカー2: Zarini Hamzeh (イラン)
ベストミドルブロッカー1: Zhang Zhejia (中国)
ベストミドルブロッカー2: Sharifat Mostafa (イラン)
ベストオポジットスパイカー: Pirout Pour Farhad (イラン)
ベストセッター: 深津 英臣 (日本)
ベストリベロ: 酒井 大祐 (日本)
MVP: 清水 邦広 (日本)
<歴代優勝チーム>
第01回(1975): 日本
第02回(1979): 中国、日本3位
第03回(1983): 日本
第04回(1987): 日本
第05回(1989): 韓国、日本2位
第06回(1991): 日本
第07回(1993): 韓国、日本3位
第08回(1995): 日本
第09回(1997): 中国、日本2位
第10回(1999): 中国、日本4位
第11回(2001): 韓国、日本3位
第12回(2003): 韓国、日本6位
第13回(2005): 日本
第14回(2007): オーストラリア、日本2位
第15回(2009): 日本
第16回(2011): イラン、日本5位
第17回(2013): イラン、日本4位
第18回(2015): 日本
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