2016年6月29日水曜日

June 28,2016    故郷の酒田市にて

今日で、カンボジアから戻って丁度1か月が経ちました。

この1ヵ月、今までお世話になった方々のところにご挨拶に伺っていました。先週末は、東日本インカレの観戦を兼ねながら筑波大学名誉教授の杤堀伸二先生にお会いしてきました。先生は、以前関東大学連盟の会長をされていました。その後、会長を降りられたのですが、数年ぶりに副会長就任の依頼があり、今回から戻られました。

インカレの会場では、他にも敬愛大学監督の宇木先生(元 市立習志野、市立船橋)、嘉悦大学監督のゼッターランド ヨーコさんともお会いし、お話しできました。

さて、昨日からは、私の故郷の山形県酒田市に来ています。

2年前の4月にカンボジアに出発する前に酒田市市長に表敬訪問しました。その時、市長はあいにく体調が悪く、代わりに副市長の丸山様(母校の2年後輩)が対応してくれました。

今回の報告を兼ねた表敬訪問では、丸山様は市長に就任されていました。対談は30分ほどでしたが、酒田市出身のトップアスリートやトップ指導者を集めてのパネルディスカッションを近いうちに開催する企画などを提案させていただきました。

昼食時には、日本ソフトバレーボール連盟広報委員長である佐藤三幸さんの行きつけの刺身三昧のお店で、今年Vプレミアリーグの岡山シーガルスを引退された今野加奈子さん(酒田市立鳥海中、古川学園)とご一緒に山盛りの鮪のお刺身を頂きました。


(鮪の刺身の盛り付けが半端ではない。私の左手前にあるのはマグロ本体の骨の部分。大きいですね!)
また、夕食時には、私の好物の鰻を市内の専門店で、上記のメンバーに大原優子さん(市内中学、山形城北高、日本女子体育大学、全日本ユース副主将)が入ってバレー談議となりました。





2016年6月19日日曜日

June 17,2016   9人制女子バレーの大御所と一献

日本のバレーボールを牽引してきた9人制バレーボール。

今夕は、9人制女子バレーボール指導者として長らく IHI石川島播磨重工業東京女子バレーボール部監督として20年以上指導を務めていらした石野さんと2年ぶりに再会しました。

場所は石野さんのご自宅最寄りの北越谷駅近くの定食屋さん。

4年前に体調を崩されているので、アルコールを勧めるのを躊躇いましたが、日本酒を2合だけお付き合いいただきました。

話は、最近の全日本チームのことから石野さんが現在指導している関東大学3部(4部?)リーグの文教大学女子バレー部まで脈絡もなく続きました。

石野さんがIHIで現役の監督時代に、私は石野さんから9人制バレーボールを学ばせていただきました。そのことが、9人制ママさんバレーバールの指導に役に立ったことは勿論、6人制バレーを指導する際にも9人制バレーのスキル(技術)、タクティクス(戦術)を取り入れてアドバイスしていた高校チームは春高バレーやインターハイで優勝、準優勝することができました。

また、アドヴァイザーとしての20年間で関わった高校チームが全国大会(春高、インターハイ)初出場を成し遂げたチーム数は、7校でした。

私の指導レベルを向上させた大きな要因の一つは、石野さんから学んだ9人制バレーボールです。そして石野さんを通じて多くの日本を代表する9人制バレー指導者を紹介して頂いたのも私の財産になっています。

来月3日(日)には文教大学と東京大学との練習試合にお邪魔することにしています。

2016年6月16日木曜日

June 16.2016    ITのことはITに尋ねよ

昨夜、船橋市内のママさんバレーの練習から戻ってみると、自宅に社会人7年目の長女が来ていました。

何やら、夕食を作っていました。

彼女は、昨年から一人でアパート暮らしをしていて、週に1泊の割合で自宅に戻ってきているようです。

彼女から、自宅で私が使っているインターネットWi-Fiのパスワードを聞かれました。はて?さて? 4年前にWi-Fiを我が家に導入した時に、パソコンや携帯との接続は全て業者にお任せしたので、パスワードは特に記憶していませんでした。

今まで使ったパスワードを色々試してみましたが、どれも有効ではありませんでした。パスワードに関しては、ITの現場で、あまりに多くのパスワードを作ったので、自分でもメモしておかないと忘れてしまいます。

昨夜は、とうとうパスワードは探せませんでした。

そして、今朝、頭がフレッシュなうちに、パソコンのwebで「自宅、Hi-Fi、パスワード 忘れた場合」とキーワードを入れて探してみましたら、丁寧に教えてくれるサイトを見つけました。

やれやれ・・・これで、娘にも顔が立ちました。

ITは日々進化しています。そして、我々は、その仕組みもあまり解らないままITの利便性に助けられて生活しています。不具合が起きると、面倒なので業者に尋ねます。

確かに、調べたいことがあれば、IT機器やアプリに頼れば、いろいろ教えてくれます。生活が効率的になります。

しかし、何でもかんでも、機器に頼るということは、その機器が故障したり失くしたりした場合、人は無力になります。スイッチを入れたら火が点いたり、明かりが点くという生活に慣れすぎると、その元のエネルギーが無くなった場合、人は生活していけるのか、考えたら少し不安になりました。

時には、IT機器から離れて不便な生活も経験しておくことも必要なのではと思いました。

同時に、仕事上でもIT機器を使いこなせなければならないのが今の私の現状です。文明の波を乗り切るには、アナログのスキルを忘れずにデジタルにも対応していくことなのかな、と思った次第です。

2016年6月15日水曜日

June 15,2016    東京都の顔が辞意を表明

やっと、東京都知事が辞意を表明した。

ごねて、ごねて、昨日も都議会議長から辞任を勧告されて、リオ・オリンピックまではやらせて欲しい、など涙ながらに訴えたそうです。みっともありません。それこそ税金の無駄使いです。

公私の区別がつかないお金の使い方が指摘され、結局、先の都知事と同じお金の問題で辞任することになりました。

私がカンボジアにいたとき、お金に関して公私の区別がつかない公務員は沢山いました。それが発展途上国では普通の感覚です。

従って、今回の都知事のふるまいを見て、日本は高速道路も、地下鉄もあり、ITの活用度も高く、確かに文明国かもしれませんが、先進国ではないなと感じました。

救いはあります。都民や国民は厳しい目を持っているということです。これから国政選挙である参議院選もあります。都知事選も重なってきます。次の都知事は有名人とか人気だけで選ばれずに政策で選ばれることを願っています。

なりたい人より、なってほしい人に、私は一票を入れます。

2016年6月14日火曜日

June 13,2016    女性コーチの更なる誕生を歓迎します。

女子バレーボール界に女性の監督が増えてきました。

今月11日の発表では、Vリーグプレミアリーグのトヨタ車体に多治見さんが新監督に就任しました。これで、同じプレミアには、久光製薬の中田久美さん、JTの吉原さんと3人の女性監督がいることになります。

Vチャレンジリーグ2には、JA岐阜の椿本さん、そして7日に発表されました結成間もない兵庫のヴィクトリーナ姫路監督の竹下さんがいます。

このような現象は、ごく当たり前のことであると私は思います。

男女を問わず、正当な能力評価が行われてきた証拠です。

ただ、危惧していることもあります。

それは、女性に限ったことではありませんが、女性で、しかも元メダリストを登用することでチームを効果的な宣伝媒体、話題性として捉えているとすれば、残念なことです。また、女性指導者にもセクシャルハラスメントや体罰、パワーハラ、メンタル・ハラスメントは存在します。

女性のチームだから、全て女性がマネジメントを行うというのは、行き過ぎた組織管理法です。男女が各々の得意分野で、任務分担を行うようなシステムを構築することが必要です。また、今後は、女性指導者の出産、育児への支援体制も整えていくことが求められます。

私は、男子バレーボールの世界にも女性指導者が存在して良いと思っています。全日本男子の監督が女性でも良いではないですか。世界のトップ企業で女性のリーダーは、まだ少ないですが存在しています。一国のリーダーである大統領や首相にも女性はいます。

スポーツの指導者は男性、という概念は、既に過去のものになりつつあります。その人の能力、実績、熱意で選ぶべきであり、性別や年齢、そして国籍、人種、宗教で選ぶべきではありません。文化国では、当たり前のことです。

2016年6月11日土曜日

June 10,2016    2年ぶりのソフトバレーボールゲーム

本日は、午前中に千葉県ママさんバレーボール連盟主催の「東急杯」ベスト8以上の試合の観戦に行ってきました。

久しぶりのママさんバレーボール観戦でした。千葉県はチーム構成のルールで中学校区内の選手で構成しなければならないので、他県のようにバレーの経験者は1つのチームに集まりません。従って、常に上位に入賞するというチームは少ないです。

レベル的には、全国平均であっても、ママさんたちの熱気はすさまじく、1球にかける思いは若者に負けていません。試合が終わった後のお互いが持ち寄った菓子類の配布も半端ではありません。私も船橋のチームから沢山のお裾分けを頂きました。

夕方には、神奈川県座間市立体育館に移動しました。月に1回、ここで岩本先生(日本ソフトバレーボール連盟理事長)がソフトバレーボール教室を開いているのです。

1か月ぶりの運動、2年ぶりのソフトバレーボール再開でした。参加された方には懐かしい顔も沢山おり、再会を喜び合いました。

ゲームを終えて、岩本先生ご夫妻、そしてソフトバレーボールが縁で結ばれた夫婦とそのお子さんの計6人で近くのファミレスに入り、楽しくお話をさせて頂きました。食後、小田急線、中央線、総武線と乗り継ぎながら、電車に2時間乗り、千葉県船橋市の自宅に着いたのは深夜でした。それでも、心地よい疲れを感じながら、スッと眠りに落ちました。

2016年6月8日水曜日

June 07,2016    世界最終予選兼アジア予選を終えて

5日の最終戦、対フランス戦をTVで見ました。

既にオリンピック出場権を取ったフランスは、ほとんど控えの選手を出してきました。日本戦は、フランスにとって、2つのメリット(この意味では、英語では一般的にadvantageという単語を使います)がありました。

1つは、控えの選手の経験を積むということ。もう1つは、開催国である日本にとって勝利のチャンスを与えることができるということ。フランスは、勿論負けるつもりはありませんが、何が何でも勝つつもりもありません。

結果、日本は3-0のストレートで勝利しました。確かに、最後の試合ということで日本選手も良いプレーをしました。しかし、2015年ワールドリーグ優勝チームのフランスのプレーを最後に見れなかったのは残念でした。

そして、本音を言いますと、フランスに同情されたことが悔しかったです。観客にとって、TV局にとっては良かったのでしょうが、最終戦も、フランスは本気で日本と戦って欲しかった。それが闘う者同士の礼です。また、日本が0-3や1-3で敗退することで、日本の次の強化がより本格的に行われるはずです。

フランスが日本に情けをかけたことは、結局、日本男子を今後より弱体化させることになるかもしれません。

6日には、さっそくマスコミが次期監督の話題を取り上げました。具体的な名前も挙がっています。次のオリンピックは、開催国が日本ですから、当然ですが日本はアジア予選にも世界最終予選にも出場せずとも、東京オリンピックには開催国として出場権を持っています。

私論ですが、今年の10月頃に決めようとしている監督は、東京の次のオリンピック予選まで、つまり2023年の予選そして2024年の本大会までつながるような一貫した8年間の強化策に則って指導されることを期待しています。

当然、選手としては、現在の小学5年以上が対象で、メインは現在の中学生が2023年には若手、そして中堅の選手として活躍できるような環境整備が必要です。例えば、現在のジュニア層の部活中心の強化システムの再考、指導者のグローバルな観点からの資質向上、選手の海外でのプレー経験を通じてのメンタルタフネス、Vリーグのレベルを世界トップクラスに引き上げること、等です。

私個人としては、世界のバレーボール界が、現在どの方向に行こうとしているのか、世界のトップ指導者は何をやっているのか、等をこれから海外に飛び立とうとしている指導者と情報などを共有していきたいと考えています。

勿論、我々日本人指導者からも世界を驚かすようなことを発信して行きたいですね。その時が、日本がまた金メダルを取れる日であると思います。

誰もが、不可能というからこそ、遣り甲斐があるというものです。


  

2016年6月3日金曜日

June 02,2016    Men's Olympic qualifications in Tokyo - Day 5

昨日のオーストラリア戦での敗退で、日本男子のオリンピック出場の道は途絶えました。

オーストラリア - 日本 3 - 0 (25-23, 25-19, 29-27)

日本は2012年のロンドンに続いて2大会オリンピックの出場を逃がしました。強化委員会はどのように2020年の東京オリンピックに対応するのでしょうか。2020年の出場権は日本は開催国ですので取れています。それでは目標は? 目標を達成させるための計画は?

目標は、メダル獲得、そして計画は2020年を含んだ中期計画が既に協会内では発表されているようです。次は、具体的な実行計画、まずはスタッフを含んだチーム編成に着手することになります。

監督は南部さんで継続でしょうか、気になるところです。つまり、リオ・オリンピックに行くための監督が南部さんであったわけですが、今回の最終予選で敗退しても2020年でメダルを取るために南部体制で行くと強化事業本部は決定しているのでしょうか。

私は、個人的な意見ですが、南部さん続投を支持します。ここまでの1年半は着実にチームの強化をやってきて実績を残しました。彼は、メダルを取れるポテンシャル(可能性)を持っています。日本のバレーボールを良く知っています。母国でのオリンピック開催。国民からの期待、時には重圧。彼は、命懸けでやるはずです。

そして、アジア最上位国出場をかけて、イランと中国の試合が行われました。結果は、オリンピック初出場を悲願としているイランでした。


イラン - 中国 3 - 2 (26-24, 22-25, 25-19, 17-25, 18-16) 

5-0 12 15/06 ポーランド ☆
4-1 13 14/05 フランス
4-1 10 12/08 イラン
2-3 08 11/09 中国
2-3 07 10/11 カナダ
2-3 07 09/10 オーストラリア
1-4 03 04/13 日本
0-5 00 02/15 ベネズエラ

※8チームによる総当り戦。
※アジア最上位と、それを除く上位3チームが出場権獲得。

イランはあと1勝でアジア最上位を決定的にしてオリンピック初出場を決めます。4日のポーランド戦で決まらなくとも、最終日のベネズエラ戦で決めるでしょう。私がイランの監督であれば、ポーランド戦の調子いかんでは、2セット目から主要選手を休ませ、翌日のベネズエラ戦に備えます。
(5勝を獲得し、オリンピック出場権を獲得したポーランド。監督は昨年末就任したアルゼンチン人のラウル・ロサノさん60歳です。Photo:FIVB)

そうなると、残りの切符は既に出場権を獲得したポーランドを除くフランス、中国、オーストラリア、カナダから残り2ヵ国にチャンスがあります。

フランスは、3日の格下のベネズエラ戦で出場権を獲得するでしょう。残り1ヵ国は中国、オーストラリア、カナダの中から決まります。どうやら勝敗が同じで勝ち点争い、更にはセット率まで計算しなければならない大接戦になりそうです。



<試合日程>
06月03日(金) 休息日
06月04日(土) 第6日
10:00 21 中国 - オーストラリア
12:45 22 ベネズエラ - フランス
15:30 23 ポーランド - イラン
19:05 24 日本 - カナダ
06月05日(日) 第7日
10:00 25 イラン - ベネズエラ
12:45 26 カナダ - 中国
15:30 27 オーストラリア - ポーランド
19:10 28 フランス - 日本

2016年6月2日木曜日

June 01,2016    Men's Olympic qualifications in Tokyo - Day 4

男子バレーボールのオリンピック最終予選兼アジア地区予選の第4日。

今夜の日本男子は、アジアのトップチームで世界ランキング8位のイランとの試合でした。そして、結果は1-3で日本の敗退でした。

この試合で、日本ベンチにはイラン人のアマッドさんがアシスタントコーチ(日本チーム内ではテクニカル・アドバイザー)の一人で座っていました。3年前まではイランチームのアシスタントコーチでした。その時のイランの監督は前イタリア監督としてオリンピック以外の世界大会で金メダルを総なめした名将フリオ・ベラスコさん(アルゼンチン人64歳で現在のアルゼンチン男子ナショナルチームの監督:既にリオオリンピック出場権獲得)でした。

(3年前に日本で開催されたグラチャンで来日したイランのアシスタントコーチのアマッドさんと一緒でした。現在は日本男子のアシスタントコートとしてベンチに座っています。奥様が日本人ですので日本語もペラペラです。日本で子供に教育を受けさせたい、と言っていました)


詳細は、私のこのブログをお読みください。
http://j-softvolley.blogspot.jp/2013/11/thunov212013.html

日本は、これで残り3試合オーストラリア、カナダ、フランスに全勝しないと自力でオリンピック出場権の獲得の可能性はなくなります。



イランは、明日の中国との試合で勝利すれば、アジアのチームには全て勝利しましたので、アジア代表の権利を得ます。日本にとっても、その方が都合が良く、日本は全体で4番に入れば出場権を獲得できる可能性が残ります。
(ラウル・ロザノさん)

イランの新監督はラウル・ロザノさん、60歳。アルゼンチン人です。イタリア、ギリシャ、ポーランドのクラブチームで指導した後、1994-2000年にはスペイン・ナショナルチーム、2005-2008年にはポーランド、そして2008-2011にはドイツのそれぞれのナショナルチームを指揮してきました。世界大会での最高成績は、2006年日本開催の世界選手権大会にてポーランドに銀メダルをもたらしたことです。

世界大会でメダルを獲得した監督は、世界的なベストコーチの一人として認められます。彼もそのうちの一人です。

2012-2014年にポーランドのクラブチームで指導して、2015年11月にイランの前監督のコバチの後を受けて監督に就任したばかりです。

アジア地域の国のバレーボール・ナショナルチームで活動されている外国人監督さんと一堂に集ってお話などしてみたいですね。その時の話をまとめれば、アジアの国々で外国人指導者が活躍するための知恵がまとめられると思います。

2016年6月1日水曜日

May 31.2016    日本に帰国して

26日深夜のアシアナ航空便にて仁川経由、2時間ほどトランジットで27日の昼前に成田空港に着きました。

まずは、前回の一時帰国時に見つけた空港内の理髪店に行き、散髪して頂きました。頭が軽くなり、これですっきり。その後、昼食は同じ施設の中にあるパスタのお店で和風パスタを頂きました。日本の食べ物は、競争の中で洗練されていて美味しいですね。

カミさんの実家に行き、風呂に入り、好物の鰻丼を頂きました。

夜、布団に入って、この2年間のことを思い出していました。結論から言うと、多くの経験をさせて頂き、有意義な2年間でした。健康、家族、友人の有難さを改めて認識した2年間でもありました。

28日、バレーボール男子世界最終予選兼アジア予選の会場である東京都体育館に行きました。

試合を観戦しました。今回は、世界の強豪チームのフランス(2015年ワールドリーグ優勝)、ポーランド(2014年世界選手権優勝)の試合を観戦できるので楽しみです。日本男子は、厳しい試合の連続です。確実に勝てるのはベネズエラだけです。

この日の夜には、私が会長を務めるJICA青年海外協力隊バレーボール隊員OGOB会の総会に出席。その後の懇親会では遠くは長崎、大分から駆け付けた会員の方たちと談話ができました。同じ協力隊隊員として厳しい環境で活動してきた共通経験を持つ者同士、直ぐに思い出話に花が咲きました。

29日、日本は中国に不覚を取り0-3で敗退しました。

今回の予選で、オリンピック出場できるのは、アジアの1位と全体の3位の計4ヵ国です。全体の1位、2位はフランスとポーランドでほぼ内定。3位が微妙です。アジア勢以外ではカナダが有力ですが、アジア勢が3位4位となる場合もあります。予想するとイラン、中国、日本、オーストラリアの順でその可能性を持っています。

いずれにしろ、中国にストレートで敗退した日本男子は崖っぷちです。フランスとポーランドには敗退しても、フルセットまで戦い、勝ち点の1点を得て欲しいですね。勝つ場合は3-1、3-0で勝ち点3を獲ることです。というのも、最終順位で勝敗で並んだ時は、勝ち点で評価されるからです。

30日、私をカンボジアに派遣してくれた契約会社のマルハン東京本社に伺いました。私の身分は契約社員ですので、退社に向けての今後の事務的処理のことを確認させていただきました。

May 25,2016    To My Cambodian Friends

This May, 2016, I will terminate my 2-year contract as a Head Coach of Cambodian men’s national volleyball team, signed between Maruhan Corporation of Japan and Cambodian Volleyball Federation. Our team made a significant breakthrough as it ranked 5th at SEA Games (South East Asian Games) last year, as compared with the past record of staying at the last place during Sea Games. 

This outstanding achievement is a result of the player’s effort and the hard training I imposed on them. With this achievement, I wish to convey my appreciation to Mr. Kim Tor, Director General of Cambodian Volleyball Federation who had improved our training environment, to my Assistant Coach, who had supported my mission and to the Club Coaches who have been training players continuously.

Cambodian players have great potentials. Therefore, I have high hope and expectation to the volleyball situation in Cambodia. In the near future, I believe that Cambodia’s volleyball will be developed significantly in Asia in the area of popularity and management of the federation in a soonest possible time. I observed that there is enough human capacity in this country.

Lastly, I wish a great success for Cambodia as host in Sea Games 2023.

皆様方から多大な支援、応援を頂き、誠にありがとうございました。この場をお借りして感謝申し上げます。今月の28日から連日、東京都体育館で開催されます男子WOQT(オリンピック世界最終予選会)には顔を出しています。世界のトップのフランスとポーランドも出場しますのでゲームマネジメントを学習します。そして学習したことをレポートにまとめ、カンボジアバレー連盟に送付することで私のカンボジアにおける活動は終了です。次の道はまだ決めていません。機会があれば、オリンピック初出場を目指している国で活動したいですね。