今夜の日本男子は、アジアのトップチームで世界ランキング8位のイランとの試合でした。そして、結果は1-3で日本の敗退でした。
この試合で、日本ベンチにはイラン人のアマッドさんがアシスタントコーチ(日本チーム内ではテクニカル・アドバイザー)の一人で座っていました。3年前まではイランチームのアシスタントコーチでした。その時のイランの監督は前イタリア監督としてオリンピック以外の世界大会で金メダルを総なめした名将フリオ・ベラスコさん(アルゼンチン人64歳で現在のアルゼンチン男子ナショナルチームの監督:既にリオオリンピック出場権獲得)でした。
(3年前に日本で開催されたグラチャンで来日したイランのアシスタントコーチのアマッドさんと一緒でした。現在は日本男子のアシスタントコートとしてベンチに座っています。奥様が日本人ですので日本語もペラペラです。日本で子供に教育を受けさせたい、と言っていました) |
詳細は、私のこのブログをお読みください。
http://j-softvolley.blogspot.jp/2013/11/thunov212013.html
日本は、これで残り3試合オーストラリア、カナダ、フランスに全勝しないと自力でオリンピック出場権の獲得の可能性はなくなります。
イランは、明日の中国との試合で勝利すれば、アジアのチームには全て勝利しましたので、アジア代表の権利を得ます。日本にとっても、その方が都合が良く、日本は全体で4番に入れば出場権を獲得できる可能性が残ります。
(ラウル・ロザノさん) |
イランの新監督はラウル・ロザノさん、60歳。アルゼンチン人です。イタリア、ギリシャ、ポーランドのクラブチームで指導した後、1994-2000年にはスペイン・ナショナルチーム、2005-2008年にはポーランド、そして2008-2011にはドイツのそれぞれのナショナルチームを指揮してきました。世界大会での最高成績は、2006年日本開催の世界選手権大会にてポーランドに銀メダルをもたらしたことです。
世界大会でメダルを獲得した監督は、世界的なベストコーチの一人として認められます。彼もそのうちの一人です。
2012-2014年にポーランドのクラブチームで指導して、2015年11月にイランの前監督のコバチの後を受けて監督に就任したばかりです。
アジア地域の国のバレーボール・ナショナルチームで活動されている外国人監督さんと一堂に集ってお話などしてみたいですね。その時の話をまとめれば、アジアの国々で外国人指導者が活躍するための知恵がまとめられると思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿