本日は、私が外部コーチしている高校女子チームについて経過報告をします。
昨日は、男子バレーボール部が1セットだけ練習試合をしてくれました。170cm前後の男子部員を集めてBチームに入ってもらいました。
序盤は、女子チームは互角に健闘したのですが、男子の高いブロックに慣れていないせいで、中盤から随分とブロックに捕まるようになってきました。13点目あたりに長いラリーがあり、このラリーを取られた女子チームは根負けしたようで、そのまま終盤まで男子に点数が入り25-15で30分1セットゲームを終了しました。
全体の練習時間も1時間半と短く、練習ゲームでの課題を練習する時間もありませんでした。
それでも、明後日からの練習課題を再認識することができました。
まず、スタートに集中してプレーすることです。特に攻撃的なサーブ順を敷いているので、1番から3番のサーバーの時に点数を最悪でも8-6とリードする展開を行うということです。スタートアップの練習、8点ゲームを数多く行う必要があります。
次には長いラリーを制することです。ラリー中にスパイカーはすぐに決めようとして無理な体勢でも強打を打とうとします。その時にミスが生じます。女子の場合は体勢が崩れれば、なかなか強いスパイクを打つことができません。そこで、つなぎのための緩いコントロールしたスパイクが多くなります。その時に良い状態になるまでボールを繋いで繋いで粘って粘ることです。
この粘りを養うために、「ラリーゲーム」の練習中にボールを床に落としたプレーヤーに繰り返し同じプレーを5回~10回やる必要があります。ミスして、口頭で注意されておしまいでは、また同じミスします。その場で同じ状況を作って繰り返し行うことです。良いプレーが出た時も、その場で数回繰り返すことで成功体験が身に付きます。
私が指導している現在の高校は超進学校ということと、夜間部の体育の授業が18時30分からあるので、他の高校と比べたら練習時間は半分ほどです。今週も練習休みは、通常休みの2日を入れて4日間です。他の2日は通常授業の後に東大と医学部受験対策講座があり、部活はできません。
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