会場は、フォレスト鹿沼というメーンコートが3面、サブコートが2面余裕で取れる総合体育館。そこのメーンコートで参加者70名を対象にクリニックを行った。参加者の年齢は20代から60代まで多様。ママさんバレーですかと聞くと「いいえ、9人制女性部Aという名称で登録チームは51ほどあります」との返事が返ってきた。ママさんバレーは、9人制女性部Bと言い、11チーム登録とのこと。かれこれ、20数年前から、この方式でやってきていると事務局長の吉村さんが仰った。
今回のお手伝いの講師に古川千代子さんをお願いした。彼女は全日本女子でセッターとして活躍した。彼女の思いやりのある丁寧なトスワークを見て育ったのが、次に全日本女子の正セッターとなった中田久美さんである。指導は、やはり2人の方が面白い。お互いに刺激になるし、補い合うこともできる。
「元気に、明るく、美しく」を合言葉に、クリニックは進んでいった。3時に終えて、東京に急いで帰る予定であった。インターハイ男子バレー代表決定戦がそろそろ決まる時刻であった。そして、女性部Aのクリニックを終えて着替えに行こうとしたのであるが、そのままサブコートに連れて行かれた。そこには小学生女子のチームが待っていた。コーディネーション・トレーニングを応用した直ぐに上手になる練習法を4つ紹介して、シャワーを浴び着替えさせてもらった。
新幹線に乗るために宇都宮駅に役員の車で送って頂いた。実は、私は東洋高校の関係者、古川さんはライバルの東亜学園に現役の息子さんがいるという関係である。携帯電話で結果を聞くと、東洋が第1、東亜が第2で代表に決定とのことであった。駿台学園と安田学園は落ちた。横手インターハイでは今年の春高で優勝している東亜学園が第1シードで、ベスト4の東洋は第3か第4シードで決勝まで対戦しない組み合わせになりそうだ。今年の春高で東洋を下し、決勝に進んだ熊本の鎮西高校が県代表を逃がしたということも聞いた。怪我人があったのであろうか、高校バレーも連続して代表になるのは難しい。
7時に東京駅に着き、水道橋駅の近にある居酒屋で始まっていた東洋高校の祝勝会に間に合った。3年生の親御さんたちとは更に2次会まで進み、2夜連続のアルコール攻勢で私の肝臓も疲れた・・・。
2011年6月30日木曜日
6/25(土) ソフトバレーボール・リーダー養成講習会in東京
公益財団法人日本バレーボール協会(JVA)主催の各種講習会、研修会の講師には、JVA公認講師が務めるように規定されている。今月に入って、唐突に、その公認講師に定年制が敷かれた。70歳以上は、定年ということになった。
3月上旬の全国指導普及委員長会議でも、定年制の話はなかった。定年制を敷くのであれば、段階的に推進していくのが今までのJVAのやり方であった。そして、定年制を敷くにあたっては、審判規則委員会のように、名誉の称号を与えるのも考えてよいはず。
そのような定年制に当初決まっていた70歳以上の公認講師が急遽招聘できなくなり、私が数日前にJVAから依頼され、この日の東京都会場の講師を務めることになった次第である。
会場は、港区スポーツセンター。役員と昼食を共にとりながら、進行を確認してから、初日の講義に入った。受講者は40名ほどであった。中に見知った顔があった。アテネオリンピック女子バレー主将の吉原知子さんが受講していた。休憩時間に少し話をした。今通っている大学院の修了も今年の7月にできそうだということを聞いた。終了後は、私の後輩になる。講義の中で、先月16日に国会で法案として成立した「スポーツ基本法」の資料を受講者に配布して、最新のスポーツ環境の話をした。この基本法は、前回の「スポーツ振興法」以来50年振りの改正になる。今後は、「スポーツ基本法」が文部科学省で立案されて具体化されていくのであるが、道のりはまだまだ遠い。
夕方に役員から懇親会に招待され楽しいひと時を過ごさせていただいた。8時ごろにそこを退席し、栃木県鹿沼市に新幹線で向かった。明日は、9人制女子バレーの技術指導講習会である。
3月上旬の全国指導普及委員長会議でも、定年制の話はなかった。定年制を敷くのであれば、段階的に推進していくのが今までのJVAのやり方であった。そして、定年制を敷くにあたっては、審判規則委員会のように、名誉の称号を与えるのも考えてよいはず。
そのような定年制に当初決まっていた70歳以上の公認講師が急遽招聘できなくなり、私が数日前にJVAから依頼され、この日の東京都会場の講師を務めることになった次第である。
会場は、港区スポーツセンター。役員と昼食を共にとりながら、進行を確認してから、初日の講義に入った。受講者は40名ほどであった。中に見知った顔があった。アテネオリンピック女子バレー主将の吉原知子さんが受講していた。休憩時間に少し話をした。今通っている大学院の修了も今年の7月にできそうだということを聞いた。終了後は、私の後輩になる。講義の中で、先月16日に国会で法案として成立した「スポーツ基本法」の資料を受講者に配布して、最新のスポーツ環境の話をした。この基本法は、前回の「スポーツ振興法」以来50年振りの改正になる。今後は、「スポーツ基本法」が文部科学省で立案されて具体化されていくのであるが、道のりはまだまだ遠い。
夕方に役員から懇親会に招待され楽しいひと時を過ごさせていただいた。8時ごろにそこを退席し、栃木県鹿沼市に新幹線で向かった。明日は、9人制女子バレーの技術指導講習会である。
(画像は講義の風景。外では羽田空港に向かうモノレールが走っている)
2011年6月23日木曜日
6/21(火) 基本技術より経験が必要
本日、我がママさんチームは、今月に入って4回目の練習試合に挑んだ。相手は、同じようにミスの多い典型的なママさんチームである。いつものように課題練習と怪我人や仕事で出場できないときのための「リスクマネジメント」を想定してのポジション交代を含めて行った。
2セット目には、意図的にレセプション(サーブレシーブ)をレシーバーの2m前方上に上げて、2段トスにしての攻撃の練習を行った。しかし、腰がボールの下に入らないママさん達は逆に腕でボールをコントロールして相手コートにダイレクトに返してしまう。まあ、二回目の練習だからしょうがないと言えばしょうがないのであるが、ぐっと我慢のベンチでした。
練習試合を終え、相手のチームの体育館を出て、ママさんに言ったのは「ボールは自分に来ません。自分がボールに向かっていくのですよ。そして、サーブレシーブはボールを腕で面を作って自分に迎え入れるのですよ。ボールを生卵と思って割らないようにね。生卵を取りに行くと、つまり腕をぶつけるようにすると割れてしまいますよ」。しまった。生卵の例示は、この前の三郷のチーム(地域の大会で準優勝しました!と一昨日報告があった)に言った言葉であった。他のチームに言った言葉を、自分のチームに言ったと錯覚している。これでは、マリーンズの80歳の監督の年齢までどころか、明日も怪しいものだ・・・。
1時間前にも聞きました、その言葉!と言われようが、同じ言葉を繰り返した方がいい、と納得して今夜は寝ましょう・・・。
2セット目には、意図的にレセプション(サーブレシーブ)をレシーバーの2m前方上に上げて、2段トスにしての攻撃の練習を行った。しかし、腰がボールの下に入らないママさん達は逆に腕でボールをコントロールして相手コートにダイレクトに返してしまう。まあ、二回目の練習だからしょうがないと言えばしょうがないのであるが、ぐっと我慢のベンチでした。
練習試合を終え、相手のチームの体育館を出て、ママさんに言ったのは「ボールは自分に来ません。自分がボールに向かっていくのですよ。そして、サーブレシーブはボールを腕で面を作って自分に迎え入れるのですよ。ボールを生卵と思って割らないようにね。生卵を取りに行くと、つまり腕をぶつけるようにすると割れてしまいますよ」。しまった。生卵の例示は、この前の三郷のチーム(地域の大会で準優勝しました!と一昨日報告があった)に言った言葉であった。他のチームに言った言葉を、自分のチームに言ったと錯覚している。これでは、マリーンズの80歳の監督の年齢までどころか、明日も怪しいものだ・・・。
1時間前にも聞きました、その言葉!と言われようが、同じ言葉を繰り返した方がいい、と納得して今夜は寝ましょう・・・。
6/20(月) 「年を取ってて何が悪い」

大リーグ、マーリンズは20日、成績不振を理由に辞任した監督の後任に80歳になるジャック・マッキーオン氏の6年振りの復帰就任を発表した。彼は「80歳なんて数字には意味がない。生誕証明書がそう示しているだけで、私は80歳だなんて思っていない。年を取っていることの、何が悪い。95歳までやれる」と記者会見で語った。
なんて元気な爺さんなんだ。さすがマーリンズと言うチーム名は、アメリカを代表する作家であるヘミングウエイの「老人と海」のカジキから取っただけある。彼は、2003年にもこのチームでワールドシリーズに優勝している。このときはマッキーオン爺さん74歳のときである。相手のチームであるヤンキースには日本から1年目の松井選手が所属していた。ヘミングウエイが髭を剃ってカジキとともにベースボールを戦っているような 爽快感がある。
来年で60歳になる私なんか鼻垂れもいいとこ。まだまだ頑張らなくっちゃあ。(画像は、最近のマッキーオン爺さん。ひ孫ほど年の離れた若い選手達とどんなゲームをするのか、海の向こうのベースボールが面白くなってきた)
2011年6月21日火曜日
6/19(日) マスターリーダー講習会 第2日最終日
我々、講師の宿舎は、ナショナルトレーニングセンターに隣接しているユニチカ研修センターというところ。中に入ると、ロビーに日紡貝塚からユニチカにチーム名が変わっても世界で活躍した証明としての数々のカップやパネルが所狭しと並んでいる。
本日のカリキュラムは実技。いつもだと、私の時間が多いのであるが、今回は小学校教材としてのソフトバレーの推進事業を優先させて、指導普及担当に多くの時間を割いた。審判活動についての指導は、来年の3月に全国審判長会議と研修会を開催し、全国統一された判定基準を理解して共通認識としていただく予定だ。DVDも企画検討中だ。
午前中に講習会を終え、午後からは第1回の日本ソフトバレーボール連盟の審判規則委員会を開催した。北信越・東海ブロックにおいての審判規則関係のネットワークを密にするためにも、北信越・東海ブロックからメンバーを推薦して頂き、委員数を1名増やして7名とした。
東京に帰る車中では、指導普及委員長の吉田さんが同乗して下さり、ご自身が下車する名古屋まで日本ソフトのビジョンを語り合った。
さすがに2日間の講習会と会議は疲れた。あすの会社のおしごとは、つらかろうな・・・などと詩人の金子みすず風なつぶやきがぽつりと出た・・・。
(画像は、実技風景。午後に会議も終えて体育館を出ようとしたら、全国から選抜された中学生女子の貝塚ドリームチームが練習を行っていた。監督の佐藤忠明先生に一言ご挨拶してから退出しようとしたら、子供たちが並んで私に挨拶に来た。この中に、これから世界で戦って日の丸をセンターポールに上げてくれる選手がいるはずと、私も期待を持って子供たちに挨拶の声を掛けさせていただいた)
6/18(土) ソフトバレーボール・マスターリーダー養成講習会
本日から明日まで大阪府貝塚市にある貝塚ナショナルトレーニング・センターを会場に、マスターリーダー養成講習会兼資格更新研修会の講師活動。会場は、東洋の魔女と言われた日紡貝塚女子バレーチームが東京オリンピックで金メダルを取るために日夜、汗を流した場所だ。
ここを訪れたのは8年振りか。前回は、ナショナルトップコーチ養成講習会の受講で訪れた。体育館の近くに唯一ある中華料理店は、相変わらず昔ながらのたたずまいを残していた。日本ソフトバレーボール連盟の役員で一緒に昼食を取り、午後から受講者94名対象に講義が行われた。
冒頭、連盟副会長の橋爪先生の講義が基調講演的に始まった。橋爪先生と言う方は、70歳を過ぎても、最新の情報を精力的に収集している。長らく体育・スポーツ行政の現場におられ、その博識・見識には驚く。私なんか60歳半ばで認知症状態で使いものになっていないであろう。何ですって?既に軽い認知症が入っているのではないか?確かに、自分に都合の悪いことには軽い認知症にかかっているかも知れない。
質疑応答のカリキュラムでは、私の担当の審判規則委員会に関する質問が一番多く、出番が多かった。それだけ、審判規則委員会の活動がまだまだ全国的に不十分であるということと、反面、期待が大きいということと受け止めた。
そして、夕方には関西空港の近くのホテルにホテル・バスで移動。本日最後のカリキュラムである「情報交換会」が始まった。情報交換会は受講者の所属県ごとに発表を行う内容である。そして発表が終わると懇親会がスタートする。受講者には各県の会長理事長始め県役員がほとんどである。講義室での講義よりも、懇親会での議論が活発化している。
その勢いのまま、近くの赤ちょうちんで二次会に突入。ホテル近くの赤ちょうちんのお店は、受講者で満杯状態。さすがに、ソフトバレーボールは大人が行うスポーツ。経済的な効果も立派に果たしている。
ここを訪れたのは8年振りか。前回は、ナショナルトップコーチ養成講習会の受講で訪れた。体育館の近くに唯一ある中華料理店は、相変わらず昔ながらのたたずまいを残していた。日本ソフトバレーボール連盟の役員で一緒に昼食を取り、午後から受講者94名対象に講義が行われた。
冒頭、連盟副会長の橋爪先生の講義が基調講演的に始まった。橋爪先生と言う方は、70歳を過ぎても、最新の情報を精力的に収集している。長らく体育・スポーツ行政の現場におられ、その博識・見識には驚く。私なんか60歳半ばで認知症状態で使いものになっていないであろう。何ですって?既に軽い認知症が入っているのではないか?確かに、自分に都合の悪いことには軽い認知症にかかっているかも知れない。
質疑応答のカリキュラムでは、私の担当の審判規則委員会に関する質問が一番多く、出番が多かった。それだけ、審判規則委員会の活動がまだまだ全国的に不十分であるということと、反面、期待が大きいということと受け止めた。
そして、夕方には関西空港の近くのホテルにホテル・バスで移動。本日最後のカリキュラムである「情報交換会」が始まった。情報交換会は受講者の所属県ごとに発表を行う内容である。そして発表が終わると懇親会がスタートする。受講者には各県の会長理事長始め県役員がほとんどである。講義室での講義よりも、懇親会での議論が活発化している。
その勢いのまま、近くの赤ちょうちんで二次会に突入。ホテル近くの赤ちょうちんのお店は、受講者で満杯状態。さすがに、ソフトバレーボールは大人が行うスポーツ。経済的な効果も立派に果たしている。
(画像は、受講風景。100名入れる講義室がここにはなかったので、体育館内でやることとした。反省点としては、受講には机が必要であったということ。体育館、もしくは体育室と会議室、さらには宿泊施設が同じ施設でセットになっている講習会が望ましい。少なくとも隣接していれば受講者満足は高まる。講習会内容が一番重要ではあるが、快適な環境の配慮というのも大事な要因である)
2011年6月20日月曜日
6/17(金) 未熟な指導者
未熟な指導者とは、・・・私のこと。ママさんバレーのたかが練習試合のごときでカッカするとは、情けない。それも、普段メンバーには次のように言っている。「練習試合は課題を持って行うので勝つために行うものではない。しかし、その課題を達成するように努力して、なおかつ負けないようにやること」。
課題を3つ挙げた。そのうちの一つは、同じスパイカーにトスを連続してあげること。これはスパイカーを育てるためである。スパイカーのコース打ちも指示して制約する。2つ目は、相手のエース以外のスパイカーに対してはブロッカーを跳ばないで、レシーブすること。これは、ブロッカーがいかにレシーバーの邪魔をしているか、そして、威力がさほどないスパイクにはブロックに跳ばない方が確実にレシーブできるか身をもって知って欲しかったからである。我がママさんチームでは、初めての試みであったので、そう直ぐに上手くいくはずはない。他のチームには何度も試しているので、自分のチームでも何度も試していると錯覚したようだ。
よその子供には、懇切丁寧に優しく教えることができるのに、自分の子供には厳しく当たってしまう、そんな典型的なダメ指導者、と反省した夜であった。
課題を3つ挙げた。そのうちの一つは、同じスパイカーにトスを連続してあげること。これはスパイカーを育てるためである。スパイカーのコース打ちも指示して制約する。2つ目は、相手のエース以外のスパイカーに対してはブロッカーを跳ばないで、レシーブすること。これは、ブロッカーがいかにレシーバーの邪魔をしているか、そして、威力がさほどないスパイクにはブロックに跳ばない方が確実にレシーブできるか身をもって知って欲しかったからである。我がママさんチームでは、初めての試みであったので、そう直ぐに上手くいくはずはない。他のチームには何度も試しているので、自分のチームでも何度も試していると錯覚したようだ。
よその子供には、懇切丁寧に優しく教えることができるのに、自分の子供には厳しく当たってしまう、そんな典型的なダメ指導者、と反省した夜であった。
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