春高バレーの終わった後、ぐったりする暇もなく、今度は仕事の関係で千駄ヶ谷にある日本バレーボール協会事務局にほぼ毎日通いつめた。仕事上のトラブルである。基本的なミスであるが、原因は判っている。慣れから生じる「自分に都合の良いように考えていた」ところから生じたミスであった。
幸い、社内のある部長が「渡邉さん、この件何とか没にしないで、成立させようよ」と精力的に動いていただいたので、問題発生から3週間後に日本バレーボール協会と合意に至った次第である。その間、私は針のむしろ状態で生気がなかった。その部長とは部署も違い、今までまったく口を聞いたこともなかった。今回の仕事はその部長の部署にも迷惑を及ぼすことになるやも知れない、ということで事情をお話したらすぐに動いてくれたのだ。自分より役職が下でも威張らず、腰が低く、相手のために自分の時間を使ってくれるのだから、こちらが恐れ入ってしまった。わが社にもこんな人がいるんだな、と弊社に改めて誇りを持てた次第である。
日本協会側にも話のわかる役員はいた。皆、自分の仕事に誇りを持って、ルールに則って、言うべきことは言い合って、その後、両者が良い方向にいくように落としどころを探っていった。今回の仕事は全国的な事業で、全国の都道府県ソフトバレーボール連盟が潤う、つまりは愛好者に恩恵が還元されることなので是非とも成功させたい。スタートでつまづいたが、まだまだ十分取り戻せる。
「仕事の私」と「日本ソフト連盟役員の私」と今後は峻別しながら行動していくことを肝に銘じて、フレッシュな気持ちで四月をスタートしたい。花粉症もあとわずかです。がんばろう。
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