2008年11月21日金曜日

都道府県ソフトバレーボール連盟の役割とは


 神津島で再会した関東のある県連盟役員のO(オー)さんから、登録制度が上手く行っていない旨の相談を受けました。以下に私からのまとまりのない拙い励ましのメールを紹介させて頂きます。何らかの参考になれば幸いです。
 なお、来週末は山梨県にて日本協会主催の「日本バレーボール協会公認ソフトバレーボール・リーダー養成講習会」が富士吉田にて開催されます。講師として頑張ってきます。 

O(オー) 様
  登録制度を推進していくということは、協会・連盟・登録者(団体)の3者にメリットがあるからですね。相互にWIN・WIN・WINの関係、利得関係があるから登録制度が推進していくわけです。
日本協会に欠けている視点は「登録者の誇りや夢・希望」です。
日本協会にとってのメリット、日本ソフトバレーボール連盟にとってのメリット、愛好者(団体)にとってのメリットだけでなく、大事なのは「登録する愛好者の誇り、プライド・夢・希望」に訴えることが必要です。
 アメリカ合衆国の新大統領オバマの登場は多くの示唆やヒントを我々に与えてくれます。
日本協会や日本連盟がやっていなくとも、あなたの県連盟発のプロモーション(普及)策が考えられます。例えば、アマチュア写真家団体とのコラボでの「スポーツ写真コンテストと即売会」などいかがですか?自分の勇壮なプレーの瞬間をセミプロに撮っていただく、写真家達も腕を磨ける、これもWin-winの発想です。
また、障がい者と一緒の交流会開催。誰でもが障がいを持つ可能性を持っています。先天的に、不意の事故で、加齢で・・・。
まだ、大きな障がいを持っていない人が障がいを持っている人たちと助け合ってゲームをするのは相互扶助の精神で当たり前です。
そのような活動が、少しずつ地域の形成に役立っていきます。
下肢障害の方とはネットを1mの高さにしてシッティングバレーができます。精神障がい者の方たちとはルールを更に簡略して4人制でのソフトバレーができます。そのようなことができるのは行政・体協・教育委員会・福祉団体・協会などとネットワークを持っている連盟ならではの事業です。そのようなことをやるれることが社会貢献であり、連盟の価値でもあるわけです。ただ単に「楽しいソフトバレー交流大会」を催しているだけでは、地域のクラブの主催大会と変わりありません。いや、地域のクラブのほうが規制も無く、楽しい交流大会を開催しているかもしれません。
 あなたの県連盟の「価値・魅力」は何なのか、どう作るのか、そしてそれをどう伝えるのか。
市中を見ると安いから売れる物だけでなく、高くとも売れる物もあります。
それは「価値(ヴァリュー)」です。
 最後に、おやじギャグですが、「勝ち」を目指すだけでなく「価値」も目指しましょう。
(画像は花屋のフーちゃんから送られてきたものです。新宿を歩いていて目についたようです。都庁と紅葉した並木のアングルが良いですね。素晴らしい構図センスです。なお神津島は「こうづしま」と読みます。神津と構図を掛けてみました。またまたおやじギャグですみません・・・」
 

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